【レッドブル・エアレース開幕戦 アブダビ】室屋義秀選手は予選3番手

開幕戦アブダビを飛行するTeam FALKENの室屋義秀選手

「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」2018シーズンの第1戦がアラブ首長国連邦のアブダビで開幕。同シリーズ2連覇を目指すTeam FALKENの室屋義秀選手は、2月2日（現地時間）に行なわれた予選で53秒404を記録して総合3番手となった。決勝日は2月3日（現地時間）に行なわれる。

　予選でトップタイムを記録したのは、マティアス・ドルダラー選手で52秒795、2番手はマイケル・グーリアン選手で53秒392と続いた。

予選トップタイムを記録したマティアス・ドルダラー選手

予選2番手のタイムを記録したマイケル・グーリアン選手

予選結果

1位：Matthias Dolderer（マティアス・ドルダラー）/52秒795
2位：Michael Goulian（マイケル・グーリアン）/53秒392
3位：Yoshihide Muroya（室屋義秀）/53秒404
4位：Mikael Brageot（ミカエル・ブラジョー）/53秒416
5位：Kirby Chambliss（カービー・チャンブリス）/54秒032
6位：Juan Velarde（フアン・ベラルデ）/54秒045
7位：Martin Sonka（マルティン・ソンカ）/54秒323
8位：Petr Kopfstein（ペトル・コプシュタイン）/54秒336
9位：Ben Murphy（ベン・マーフィー）/54秒351
10位：Francois Le Vot（フランソワ・ルボット）/54秒702
11位：Cristian Bolton（クリスチャン・ボルトン）/55秒011
12位：Pete McLeod（ピート・マクロード）/55秒176
13位：Nicolas Ivanoff（ニコラス・イワノフ）/56秒444
14位：Matt Hall（マット・ホール）/DNF

室屋選手のタイムアタック

室屋義秀選手

　予選後の取材に応じた室屋選手は、今日のフライトに関しては「だいたい狙ったとおりのタイムでしたが、ちょっと速くてピートと当たることになってしまった」、機体については「マティアスやグーリアンの機体が結構速くなっているので、去年よりちょっと並んだかなという感じがある」とコメント。

　また、現時点でアジア地域における開催地の発表がされていないことについては「我々チームも発表されている以上のことは知らされていないので、早くレースロケーションは決めてほしい」と述べるとともに、「日本開催（の存在）は大きいのですが、全8戦あることは決まっていることで、チームとしては日本戦があってもなくても変わらずに全戦を戦っていきたい」と話した。

　決勝日の2月3日（現地時間）は、14名のパイロットによる対戦「Round of 14」で室屋選手はピート・マクロード選手と対戦することになる。その後レースは、Round of 14の勝者7名と敗者復活の1名を加えた「Round of 8」を実施。最後はRound of 8の勝者4名によるタイムアタック「Final4」で優勝が決定する。

記者会見でJIM DIMATTEO氏が新ルールなどについて語った

2018シーズンからマスタークラスに昇格したBen Murphy（ベン・マーフィー）選手の紹介がされた

チャレンジャークラスの予選トップDaniel Ryfa（ダニエル・リファ）選手

　なお、日本国内でのライブ中継は「DAZN」で独占放映される。

第1戦 アブダビ（UAE）放映スケジュール

2月3日：決勝日
（Round of 14：日本時間2月3日19時開始予定）
（Round of 8 & Final4：日本時間2月3日21時開始予定）

　また、レースハイライト、ダイジェスト映像はNHK、J SPORTSにてレース後日に放送配信予定。