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スズキ「エブリイ」「エブリイワゴン」に日立オートモティブシステムズのステレオカメラ採用
夜間歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキ導入
2019年6月25日 13:49
- 2019年6月24日 発表
日立オートモティブシステムズは6月24日、スズキが6月17日に発売した軽商用車「エブリイ」、軽乗用車「エブリイワゴン」に、夜間の歩行者検知機能を有する同社製のステレオカメラが採用されたと発表した。
スズキでは「ソリオ」「ソリオ バンディット」「エブリイ」「エブリイワゴン」といった車種に日立オートモティブシステムズのステレオカメラを採用して、衝突被害軽減ブレーキに夜間歩行者検知機能を導入している。
夜間の歩行者検知機能は、日立独自の機械学習技術を活用したもので、膨大な画像の教師データをステレオカメラに入力することで、これまで困難であった高精度な夜間の歩行者検知を実現させたという。
今回、仕様変更された「エブリイ」「エブリイワゴン」には、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などの先進運転支援システムも装備された。
今回のエブリイ、エブリイワゴンは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当、エブリイワゴンについては国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」にも該当する。
日立オートモティブシステムズでは、今後もこのような安全運転サポート車を高度なADAS技術で支援していくとともに、高齢者を含むドライバーによる歩行者や自転車の巻き込みなどの交通事故の防止に貢献していくとしている。