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メルセデス・ベンツ、新型コンパクトSUV「GLB」。7シーター仕様もラインアップ

「GLB 200」など計5モデル展開

2019年6月11日(現地時間)発表

新型コンパクトSUV「GLB」

 独ダイムラーは6月11日(現地時間)、新型コンパクトSUV「GLB」を発表した。同モデルはメキシコのアグアスカリエンテス工場、中国の北京工場で生産され、ドイツ本国では2019年末から展開する予定。

 短いオーバーハングとオフロード志向のデザインを採用する新型GLBは、Aクラス、Aクラスサルーン、ロングホイールベースのAクラスサルーン、Bクラス、CLA クーペ、CLA シューティングブレーク、GLAに続くコンパクトファミリーの一員。

コンパクトファミリーの一員となるGLB

 インテリアでは新型Bクラスよりも100mm以上長い2829mmのホイールベースを活かし、5名乗車仕様とともにオプションで3列目にもシートを備える7名乗車仕様を設定。コンパクトファミリーで3列シートを備えるモデルは初めてとのことで、3列目では身長168cmまでの人に快適なスペースを提供するという。

 そのほか、「Hey Mercedes」(日本ではハイ、メルセデス)で起動する対話型インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を搭載すること、40:60分割可倒式の2列目シートを倒すことでラゲッジスペースを1755Lまで拡大(5名乗車仕様)できるといった特徴点が挙げられている。

2829mmのホイールベースを活かした室内

 パワートレーンについては、ガソリンモデルの「GLB 200」が直列4気筒1.4リッター(163HP/250Nm)に7G-DCT、「GLB 250 4MATIC」が直列4気筒2.0リッター(224HP/350Nm)に8G-DCTの組み合わせ。ディーゼルモデルの「GLB 200 d」「GLB 200 d 4MATIC」が直列4気筒2.0リッターディーゼル(150HP/320Nm)、「GLB 220 d 4MATIC」が直列4気筒2.0リッターディーゼル(190HP/400Nm)でいずれも8G-DCTを組み合わせる。