ジャガー、「F-TYPE」の要素を取り入れた「XE」2020年モデル

ジャガー「XE」2020年モデルの受注を開始

　ジャガー（ジャガー・ランドローバー・ジャパン）は、スポーツ・サルーン「XE」2020年モデルの受注を8月3日より開始する。価格は529万円～723万円。

　2020年モデルでは、デザインをよりパワフルでダイナミックに一新。ピュア・スポーツカー「F-TYPE」の要素を取り入れ、スポーツ・サルーンとしての個性を際立たせた。エクステリアは、前後バンパーのデザインを一新し、特徴的な「Jブレード」デザインのLEDヘッドライト、半円形のLEDテールランプを採用。

ジャガー「XE」2020年モデルのエクステリア

　インテリアでは、直感的に操作できる「スポーツ・シフト・セレクター」を採用したほか、さらに上質なレザーシートを全グレードに標準装備。よりラグジュアリーな車内空間に仕上げている。

　また、10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンによるインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」や、ジャガー・ランドローバーとして初となる「ワイヤレス・デバイス・チャージング」、ジャガーとして初となる車体後方のカメラで撮影した映像をルームミラーに映しだす「ClearSightインテリア・リアビュー・ミラー」など、先の機能や装備を設定する。

インテリア

　これまでオプション装備だったドライバー支援システム（レーン・キープ・アシストやドライバー・コンディション・モニター、トラフィック・サイン・レコグニション、アダプティブ・スピードリミッターなど）を全グレードに搭載したほか、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、Apple CarPlayおよびGoogle Android Autoにも対応するスマートフォンパックなど、最新のコネクティビティ機能をアップグレードし標準装備としている。

　エンジン・ラインアップは、最高出力132kw（180PS）、最大トルク430Nmを発生する2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンと、最高出力184kw（250PS）、最大トルク365Nmの2.0リッター4気筒ガソリンエンジン、最高出力221kW（300PS）、最大トルク400Nmの2.0リッター4気筒ガソリンエンジンの計3種類を用意。

　グレードラインアップでは、よりスポーティさを強調した新グレード「R-DYNAMIC」を追加した全17機種を展開する。R-DYNAMICの特徴としては、航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たエアロダイナミクスを向上させるボディラインやダークメッシュ仕上げのグリルなど専用のエクステリア・デザイン、コントラスト・ステッチを施したスポーツスタイルシートやサテンクロームのギヤシフトパドルなどが挙げられる。

専用のエクステリアを採用する新グレード「R-DYNAMIC」

「Jブレード」デザインのLEDヘッドライト

　ボディカラーは、新色としてアイガーグレイとポルトフィーノブルーの2色を追加。ナルヴィックブラック、フジホワイト、カルデラレッド、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、インダスシルバー、フィレンツェレッド、シージアムブルー、カルパチアングレイ、シリコンシルバーと合わせて全12色を用意する。

【訂正】8月5日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンよりモデル名に修正が入りました。それに伴い記事を訂正させていただきます。