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「SUZUKA 10H」に向け、ミカ・ハッキネン選手が鈴鹿サーキットでテスト走行

8月7日も走行を予定。SUZUKA 10H、F1のチケット購入者は入場無料

2019年8月6日 開催

 F1世界チャンピオンのミカ・ハッキネン選手が8月6日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で8月23日~25日に開催される「2019 第48回サマーエンデュランス『BHオークションSMBC 鈴鹿10時間耐久レース』」(以下:SUZUKA 10H)に向けてテスト走行を実施した。

 ハッキネン選手は、SUZUKA 10Hに「Planex SmaCam Racing」から参戦。石浦宏明選手、久保田克昭選手とともに「McLaren 720S GT3」をドライブする。

マシンに乗り込んだハッキネン選手

 この日の走行は17時30分~19時。夕闇の鈴鹿サーキットで1回目は6周(計測ラップ4周)、2回目は7周(同5周)、3回目は8周(同6周)とラップを重ね、チームの手動計測で2分6秒63を記録した。

 2018年のSUZUKA 10Hのポールタイムは2分1秒740。チーム関係者は「初めてステアリングを握るマシン、ユーズドタイヤ、夕闇の走行を考慮すると、さすがハッキネン」とコメントした。

ハッキネン選手はPlanex SmaCam Racing McLaren 720S GT3で夕闇の鈴鹿サーキットを走行した

 走行後にハッキネン選手は報道陣の前ににこやかに登場。久しぶりに走る鈴鹿サーキットは「リズミカルで楽しい」とコメント。夜間の走行については「ステアリングの様々なボタンが暗くて見えない(笑)。ドリンクを飲もうとしたらワイパーが動いた」と報道陣を笑わせた。

身振り手振りを交えインタビューに応えるハッキネン選手

 ハッキネン選手によるテスト走行は明日8月7日も行なわれる。1回目の走行は8時15分~45分、2回目は16時30分~19時15分。一般公開で行なわれるので、大人(中学生以上)1700円、小学生800円、3歳~未就学児600円の遊園地入場料で観覧できるほか、SUZUKA 10Hの前売り観戦券、F1日本グランプリの前売り観戦券(購入完了メールなど購入の証明となるものを提示)があれば無料で入場できる。各スタンドはもちろん、パドックにも入ることが可能だ。