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トヨタ、タカタ製助手席エアバッグの不具合で「カローラ」「ノア」「アルファード」など計18万1653台リコール
改善措置で乾燥剤が入っていないタカタ製の新品インフレータに交換したものを再リコール
2019年8月28日 17:43
- 2019年8月28日 発表
トヨタ自動車は8月28日、エアバッグ装置に不具合があるとして「カローラ」「ノア」「アルファード」など24車種、計18万1653台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車両の製作期間は2003年1月6日~2010年7月16日。
今回のリコールでは、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるというもの。
改善対策として、全車両のエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換する。
なお、今回の届出の対象範囲は、2013年4月11日~2016年3月2日に提出された届出番号「3140」「3369」「3483」「3591」「3781」にてリコール届け出をしたもので、改善措置により乾燥剤が入っていないタカタ製の新品インフレータに交換したものについて、再度リコールを届出るものとなる。
そのほか、2016年4月7日~2019年2月8日に交換修理用として出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できないエアバッグアッセンブリ計112個についても同様のリコールが発表されている。