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F1 イタリアGPに、フェラーリでチャンピオンを獲得したジョディ・シェクター選手登場

1979年チャンピオン

F1 イタリアGPでデモランを行なった、ジョディ・シェクター選手とフェラーリ 312T4

 9月6日~8日(現地時間)の3日間にわたり、F1 イタリアGPがモンツァ・サーキットで開催されている。このF1 イタリアGPに、1979年にジョディ・シェクター選手がチャンピオンを獲得した「フェラーリ 312T4」が、チャンピオン獲得40周年記念として展示されていた。

 このフェラーリ 312T4は、シェクター選手の活躍、チームメイトのジル・ヴィルヌーヴ選手の活躍もあり、コンストラクターズ選手権も獲得。フェラーリにとってダブルタイトルを獲得した記念すべきF1マシンとなる。

 9月7日の予選日にはシェクター選手も登場。シェクター選手は、1976年に富士スピードウェイで日本初開催されたF1 日本GPに、6輪車F1 ティレル P34で参戦。模型化のために取材していたタミヤのアドバイスで、このマシンには「たいれる」「しえくたあ」とひらがなで読みが書かれており、その独特の外観もあって日本では大人気に。翌年シェクター選手は、新興チームのウォルター・ウルフ・レーシングに移籍。ウルフ WR1で開幕戦を勝利、1977年のF1 日本GPにも参戦している。

 そのシェクター選手のトレードマークとも言えるのが、ヘルメットに入った黄色い太い線と、そのヘルメットの下に見える長めの防火フェイスマスク(バラクラバ)。この日も、おなじみのヘルメット(ベル製)で多くの観客の声援を受けていた。

モンツァに登場したシェクター選手。1979年のF1チャンピオン
記念写真
コースへの移動の準備を始める
ホンダのモーターホームの横を通ってコースへ
ピット前に登場したフェラーリ 312T4
メーターパネルはシンプル
イヤーマフを付けるシェクター選手
バラクラバを装着
おなじみのヘルメット
JODYの文字と黄色いラインが印象的
フェラーリ 312T4のコクピットに収まるシェクター選手
デモラン前のひととき

 このフェラーリ 312T4は、シェクター選手のドライブでモンツァ・サーキットをデモラン。独特の12気筒サウンドでサーキットを駆け抜けていた。このデモランは、決勝日の8日も13時10分から予定されている。