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三菱自動車、「アウトランダー」一部改良で「S-AWC」を4WD車標準装備

専用設計オーディオやスマホ連携ナビの設定、シートの改良なども

2019年9月12日 発売

267万6240円~335万8800円

アウトランダーを一部改良

 三菱自動車工業は9月12日、「アウトランダー」を一部改良して発売した。車両運動統合制御システム「S-AWC」を4WD車に標準装備したほか、アウトランダーシリーズ専用設計のオーディオやスマートフォン連携ナビゲーションシステムを設定。価格は267万6240円~335万8800円。

 主な変更点としては、優れた操縦性と高い走破性を実現する車両運動統合制御システム「S-AWC」を4WDモデルに標準装備。AYCブレーキ制御をアウトランダー専用にセッティングし、ステアリング操作に対して応答遅れのない、意図通りのコーナリングを実現したほか、雪道などの滑りやすい路面において発進時に車輪の空転をブレーキで抑制することで、力強い発進を可能とした。

 また、走行モードでは、従来の「AWC ECO」「NORMAL」「SNOW」に加え、新たにラフロードでの走行に適した「GRAVEL」を追加し、高い走破性を実現している。

 機能装備としては、アウトランダーシリーズ専用に設計された「ミツビシパワーサウンドシステム」を新たに設定。510Wのパワーアンプと8スピーカーシステムで、クリアかつ存在感のある音質を実現。室内形状やスピーカー位置に合わせた専用チューニングを施すことで、心地よい透明感のあるサウンドを実現している。

 また、新たに「スマートフォン連携ナビゲーション」を設定。内蔵地図によるルート案内やVICS交通情報対応といった便利な機能に加え、AndroidスマホやiPhoneをUSBポートにつなぐだけで、Android AutoやApple CarPlayを利用できる。また、ディスプレイ画面を8インチに拡大することで、見やすさと操作性を向上させた。

インテリア。新たに「ミツビシパワーサウンドシステム」や「スマートフォン連携ナビゲーション」を設定

 エクステリアでは、ボディカラーに「レッドダイヤモンド」を新たに設定し、全7色展開に。インテリアでは、 腰部を適度に支持して運転姿勢を適正化させるパワーランバーサポート機能を運転席に採用したほか、セカンドシートの形状およびクッションを見直し、サポート性を向上させた。

ボディカラーに新たに「レッドダイヤモンド」を設定

特別仕様車「BLACK Edition」

特別仕様車「BLACK Edition」

 特別仕様車「BLACK Edition」では、ダーククロムのフロントファンネルガーニッシュとリアゲートガーニッシュ、ブラック塗装の18インチアルミホイールを採用し、ブラック系でコーディネート。

 ボディカラーは、ルーフをブラックマイカとし、ブラックマイカ/レッドダイヤモンド、ブラックマイカ/ホワイトパール、ブラックマイカ/チタニウムグレーメタリックの2トーンカラーを新たに設定し、モノトーンのブラックマイカと合わせ、全4色展開としている。

 インテリアでは、撥水機能付きのシート生地を新たに採用。室内天井に合わせすべてのピラーをブラックで統一し、ステアリングホイール、シフトノブ、シートなどにアクセントとしてレッドステッチを施すとともに、ブラックカーボン調のオーナメントパネル(インストルメントパネル、ドアトリム)を採用することで、上質な室内空間としている。

価格は消費税8%を含む