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【SUPER GT 第7戦 SUGO】スバル、中村社長が激励のためSUPER GTに来場

「青く染まった応援席を見て感動」

2019年9月22日 開催

SUPER GTにチームの激励に訪れた株式会社SUBARU 代表取締役社長 中村知美氏(左)と取締役専務執行役員 CTO 大拔哲雄氏(右)

 9月21日~22日の2日間に渡り、SUPER GT第7戦「2019 AUTOBACS SUPER GT Round 7 SUGO GT 300km RACE」が宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行なわれている。21日の予選では61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組、DL:ダンロップ)がコースレコードを出してGT300クラスのポールポジションを獲得したが、そんな両選手を激励するため、SUBARU 代表取締役社長の中村知美氏が22日にコースを訪れた。

 SUBARU BRZは2018年もこのSUGOでポール・トゥ・ウィンを飾っており、今シーズンも期待がかかる。21日の予選ではQ1からQ2にかけて2秒もタイムアップし、2位とコンマ7秒差をつけてのトップタイムをマークしている。

ファンの熱い応援に感動したと語る中村社長

 中村社長は昨日ポールポジションを取ったことについて「昨日最高の形で終わって、今日よいときに来られた」と言い、ドライバーの2人にも頑張ってほしいと声をかけたと言う。

 SUPER GTを訪れた中村社長は「お客さんすごいじゃないですか。根強いファンがいっぱいいらっしゃるので、元気を与えていただいた。こちらも元気を与えて行きたい」と青一色に染まったスタンドを見て興奮気味に語った。

 中村社長は、スバルがWRCに参戦していたラリージャパン1年目、2年目のころに国内マーケティングの責任者として現場を訪れており、当時も青く染まった応援席に感動したと言う。「本当に応援していただいて、スタンドがブルーに染まるのが、WRCやってたときもずっとそうで、僕らも感動しますし、本当にありがたいと思っている」とファンへの感謝を語り「今日もひさしぶりのポールポジションで頑張ってもらいたい」と決勝に期待を込めた。

 また、SUPER GT参戦の社内の位置づけについて問われると「社内的にはモータースポーツをしっかりと支えていこうと思っている。けど、あとはどこまでやるか? そこら辺のあんばいが難しい。でもこれはずっと続けてやっていきます。やるからには勝たないと」と今後も継続していくことを明言。しかし、マシンがずいぶん長く使われていることについて聞かれるとやや困った表情をしつつも「丈夫で長持ちが心情……」と笑いを誘った。

マシンが長く使われていることについて聞かれ「新型車はちょっと……」と困り気味の大拔氏

 グリッドウォークではスバルの応援席の前にも訪れ、青く染まった観客席に感謝の声をかけていた中村社長。会場にはスバルの応援グッズを身につけた熱心なファンが多く訪れており、ファンからもスバルの活躍に対する期待の大きさも感じられた。そんなファンとともに、これからもSUPER GTでのスバルの活躍に期待したい。

スバル応援席でファンの声に応える中村社長
応援席のファンに声をかける中村社長
応援席もその声に応える