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ポルシェとボーイング、高級な“空飛ぶクルマ”の開発で提携

都市型エアモビリティとして電動垂直離着陸機のコンセプトを開発

2019年10月10日(現地時間) 発表

ポルシェのボーイングが公開した高級な都市型エアモビリティ車のコンセプト

 独ポルシェと米ボーイングは10月10日(現地時間)、高級な都市型エアモビリティ車の研究を目的にした提携を発表。両社は、プレミアム都市航空モビリティ市場と空域への都市交通の拡大について調査する覚書に署名した。

 今回のパートナーシップの一環として、参画企業はプレミアム車両の市場性の分析や利用可能なユースケースの分析など、都市の空中移動におけるさまざまな側面を検討する国際チームを作成。

 ボーイング、ポルシェ、ボーイング子会社のオーロラフライトサイエンスは、電動による垂直離着陸機のコンセプトを開発して、両社のエンジニア、ポルシェ子会社のポルシェ エンジニアリング サービス GmbH、スタジオ FA ポルシェが、プロトタイプの実装とテストを行なうという。

ポルシェのボーイングが公開した高級な都市型エアモビリティ車のコンセプト

 ポルシェAGの販売 マーケティング 執行委員会メンバーのDetlev von Platen氏は「ポルシェはプレミアムモビリティのリーディングブランドになることにより、スポーツカーメーカーとしての範囲を拡大しようとしています。長期的には、これは旅行を第3の次元に移行することを意味する可能性があります」とコメントして、「ポルシェとボーイングは共に、精密なエンジニアリング、スタイル、革新をもたらし、世界中の都市の空中移動を加速します」との意気込みを述べている。