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ピボット「POWER DRIVE」シリーズにホンダ「N-VAN」ターボ用「PDX-H3」
3万8000円(税別)。0-100km/h加速で1.6秒短縮
2019年10月31日 10:00
- 2019年11月 発売
- 3万8000円(税別)
ピボットは、圧力センサーにカプラーオン接続することでパワーアップ可能なサブコン「POWER DRIVE」シリーズに、本田技研工業の「N-VAN」(JJ1/2)のS07Bターボエンジン用として「PDX-H3」を追加。11月より発売する。価格は3万8000円(税別)。
この製品は、ホンダ製S07Bターボエンジンをパワーアップするために最適化された専用モデルで、圧力センサーと車両側ハーネスとの間に挟みこむ形で装着するもの。ターボチャージャーの過給圧などを変化させてエンジンの出力性能を高めることができる。車両の個体差やチューニング状態などに合わせて圧力センサーのレベルを9段階に調整が可能。推奨値である「レベル7」を選択した場合、N-VANのブーストはノーマルの86kPaから104kPaまでアップし、0-100km/h加速ではノーマルの18.3秒に対して16.7秒と1.6秒短縮したという。
圧力センサーへの取り付けはカプラーオンで可能。防水コネクターを使うことでトラブルを防ぐ。また、本体ユニットについても、2重の耐水コートが施された基板や、結露を防ぐ排水構造など耐水構造となっており、水によるショートや腐食などを抑制する。本体は薄型コンパクトなので、エンジンルームのさまざまな場所に両面テープやインシュロックで固定することが可能だ。
万が一の製品トラブル時には自動的にノーマル状態となる安全システム。さらにスイッチ切り替えでノーマル状態にすることもできる。ディーラーでのECUバージョンアップや点検修理でも問題ないとしている。