ニュース

トヨタ、「アルファード」「ヴェルファイア」計2万3833台をリコール。充電制御プログラムに不具合

2019年10月30日 発表

充電制御プログラムに不具合があるとして「アルファード」「ヴェルファイア」のアイドリングストップ搭載車の一部、計2万3833台をリコール

 トヨタ自動車は10月30日、充電制御プログラムに不具合があるとして「アルファード」「ヴェルファイア」のアイドリングストップ搭載車の一部となる計2万3833台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合の件数は27件で事故は発生していない。リコール対象車両の製作期間は2017年12月13日~2019年4月25日。

 不具合は、エンジン制御用コンピュータの充電制御プログラムが不適切なため、長時間のアイドリングを頻繁に繰り返すとバッテリーが異常劣化することがある。そのため、アイドリングストップ後、エンジンを再始動できなくなるおそれがある。

 改善対策として、全車両のエンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。また、バッテリー液の状態を点検し、異常がある場合はバッテリーを新品に交換する。

改善箇所説明図