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ランドローバー、「ディスカバリー・スポーツ」2020年モデル。最新の「PTAアーキテクチャー」採用でボディ剛性や静粛性アップ

内外装変更。スポーティさを際立たせた「R-DYNAMIC」追加

2019年11月29日 受注開始

450万円~701万円

「ディスカバリー・スポーツ」2020年モデル

 ランドローバー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は11月29日、プレミアム・コンパクトSUV「ディスカバリー・スポーツ」2020年モデルの受注を開始した。価格は450万円~701万円。

 2020年モデルではランドローバーの最新アーキテクチャー「PTA(Premium Transverse Architecture)」を採用。ボディ剛性の向上によって走行中のノイズや振動を抑制。キャビンの静粛性や快適性を高めたほか、さらなる安全性を手に入れている。また、アーキテクチャーの刷新でフロントシャシー部分が変更されたことにより、エンジンマウント位置を従来よりも低く設定して低重心化を実現。コーナーリング時のステアリングレスポンスを改善している。

 また、ラインアップにスポーティさを際立たせた「R-DYNAMIC」を追加。直列4気筒 2.0リッター“INGENIUM”ガソリンエンジンが200PS/320Nmを発生する「P200」と249PS/365Nmを発生する「P250」の2種類に分かれ、「D180」と呼ばれる直列4気筒 2.0リッター“INGENIUM”ディーゼルエンジン(180PS/430Nm)と合わせて3種類のパワートレーンをラインアップ。機種展開は全10種類となっている。

ディスカバリー・スポーツの2020年モデルではランドローバーの最新アーキテクチャー「PTA」を採用。走行性能や安全性を高めている
ディーゼルエンジンモデル
モデルエンジン変速機駆動方式価格
ディスカバリー・スポーツ D180直列4気筒 2.0リッターターボディーゼル(180PS/430Nm)9速AT4WD5,130,000円
ディスカバリー・スポーツ S D1805,760,000円
ディスカバリー・スポーツ R-DYNAMIC S D1806,090,000円
ディスカバリー・スポーツ R-DYNAMIC SE D1806,600,000円
ガソリンエンジンモデル
モデルエンジン変速機駆動方式価格
ディスカバリー・スポーツ P200直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(200PS/320Nm)9速AT4WD4,500,000円
ディスカバリー・スポーツ S P2005,130,000円
ディスカバリー・スポーツ SE P2005,630,000円
ディスカバリー・スポーツ R-DYNAMIC S P250直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(249PS/365Nm)5,890,000円
ディスカバリー・スポーツ R-DYNAMIC SE P2506,390,000円
ディスカバリー・スポーツ R-DYNAMIC HSE P2507,010,000円

 外観では「シグネチャーLEDヘッドライト」を採用し、フロントグリルや前後バンパーのデザインを変更。インテリアでは素材を見直して耐久性を高め、質感を向上。また、7人乗車を可能とする3列目シート、スライド&リクライニング機構を備える40:20:40の分割可倒式2列目シートを採用し、24通りのシートアレンジを可能にして実用性と多用途性を強化している。

ディスカバリー・スポーツ 2020年モデル
左が基本デザインで右がR-DYNAMIC。フロントグリルやバンパー、フェンダーアーチ、ホイールなどが異なるデザインとなっている

 装備では、サスペンション、トランスミッション、トラクションなどの設定を路面状況に応じて自動制御する「テレイン・レスポンス2」先進運転支援システムの「エマージェンシーブレーキ」「クルーズコントロール」「レーンキープアシスト」などに加え、6月から日本市場での受注を開始した新型「レンジローバー イヴォーク」で世界初搭載した新技術「ClearSightグラウンドビュー」も新たに採用している。

ディスカバリー・スポーツ 2020年モデルのインテリア