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ランドローバー、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のオフィシャルカーを公開

俳優としても活躍中の元ラグビー日本代表 廣瀬俊朗氏も登場

2019年8月30日 開催

オフィシャルカーの「ディスカバリー」(奥)と特別仕様車「ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION」(手前)

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは8月30日、東京 六本木の東京ミッドタウンにおいて「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のオフィシャルカーのデリバリーセレモニーを開催した。計275台のランドローバー車両を提供し、9月20日~11月2日までの大会期間中などに、出場選手をはじめ、関係者やボランティアの送迎を担当する。合わせて、大会を記念した「ディスカバリー」「ディスカバリー スポーツ」の特別仕様車も発表した。

 セレモニーでは、ランドローバーのブランドアンバサダーに就任したばかりの元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗氏も登場。ラグビーワールドカップ2019日本大会の見どころなどが語られたほか、日本大会公式マスコットの「レンジー」も登場した。

ラグビーは20年以上サポートし続け、ランドローバーと共通する特徴もある

 セレモニーではまずジャガー・ランドローバー・ジャパン 代表取締役社長 マグナス・ハンソン氏が登場。「ABOVE&BEYOND、さらなる高みへの挑戦というのがわれわれのタグライン。人生におけるあるいは冒険に思いを馳せると、ラグビーはまさにそれを体現するにふさわしいスポーツ」とラグビーとランドローバーの関係を述べるとともに、ランドローバーが20年以上ラグビーをサポートしていることを紹介した。

ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 マグナス・ハンソン氏

 日本では日本ラグビーフットボール協会との共催で「全国一斉ラグビー体験会」を開催したことなども紹介。ラグビーワールドカップ2019日本大会をスタートするにあたっては、キャンペーンやイベントを用意し、若い世代向けに各試合会場でナショナルチームをサポートするマスコットキッズプログラムを実施する。

ラグビーをサポートしてきたランドローバー
全国一斉ラグビー体験会
ブランドアンバサダーには日本ラグビー界から3名を起用
マスコットキッズ・プログラムを実施
オフィシャルカーのイメージ。275台にはディスカバリー以外のレンジローバーを含むランドローバーの車種が提供される
展示されたオフィシャルカー仕様のディスカバリー
展示されたオフィシャルカー仕様のディスカバリー
ルーフにはラグビーボールを取り付けた

 また、大会を記念した特別仕様車「ディスカバリー RUGBY WORLD CUP EDITION」「ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION」を紹介。それぞれ50台限定で「この2モデルは、ランドローバーとラグビーに共通するタフ、パワフル、どこへでも行ける、という特徴を体現するものになっている」とした。特別装備はエクステリアに「フジホワイト」と呼ばれるカラーを採用し、シフトセレクターには大会ロゴを、フロントサイドベントとテールにはレッドとホワイトのストライプを施している。

オフィシャルカーは全国で275台提供

 続いて、ハンソン氏はオフィシャルカーのビッグキーをラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長の嶋津昭氏に手渡した。全国で275台提供し、そのなかにはディスカバリーとディスカバリー スポーツだけでなく、「レンジローバー」「レンジローバー ヴェラール」「レンジローバー スポーツ」「レンジローバー イヴォーク」を含むランドローバーの車種が幅広く使われる予定だ。

ビッグキーをラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭氏へ手渡した

 嶋津氏は前回2015年にロンドンで開催されたワールドカップを振り返り「ランドローバーがイギリス国内をたくさん走ってるのを目にしました。そのときに、素晴らしくかっこいいクルマだと思いました」と語った。嶋津氏は現地で防寒のために購入したジャンパーにランドローバーのロゴが入っていたエピソードを紹介し、「イギリス人の生活の中にランドローバーが溶け込んでいる」と感想を語った。

 また、島津氏は大会ロゴなどの装飾の入ったオフィシャルカーについて「活用させていただきます」と述べ、札幌から九州まで全国で活用するとした。

公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長 嶋津昭氏

「ベスト8と言わず、優勝してもらいましょう」と廣瀬俊朗氏

 最後に、ブランドアンバサダーに就任したばかりの元ラグビー日本代表の廣瀬氏が登場。ランドローバーへの思いとともに、大会について語った。

元ラグビー日本代表選手の廣瀬俊朗氏が登場

 廣瀬氏は「個人的には、最近海沿いに引っ越したので、海に似合うSUVに乗りたいなあ、というところにこんな話をいただけて、うれしく思っています」とアンバサダー就任を喜び、クルマについても「中のラグジュアリー感が気持ちよく、アクセルを踏んでいく加速感とかが居心地よくて、気持ちよくて、ドライブを楽しんでいます」と感想を述べた。

元ラグビー日本代表選手の廣瀬俊朗氏

 今回の大会については「予想どおりのメンバーではあるかと思いましたが、多国籍でいろんなキャラクターの人材が集まったので楽しみ」とし、注目選手は同じブランドアンバサダーの田村優選手とキャプテンのリーチ・マイケル選手を挙げた。

 2015年のワールドカップは優勝すると思われていなかったため、ノープレッシャーでプレイできたが、「今回はホーム開催ですし、いろいろな人が日本代表が強いと思っている中でやらないといけないので、キャプテンは大事」と理由を説明。田村選手については「戦術ではキックが多いので、彼がどんなキックを蹴るのか注目したい」と語った。

 また、司会者から「ベスト8にいけますか?」と振られると「ベスト8と言わず、優勝してもらいましょう!」と答えるものの、そばにあるランドローバー車に目が行くと「でも、イングランドと一緒に決勝戦で、ちょっと日本が頑張るくらいがいいですかね」とフォローしてみせた。

 最後に廣瀬氏は日本代表選手に向けて「ここまでの準備はやりきったと思いますので、自分を信じてやりきって、日本の皆さまにスポーツやラグビーのよさを体現してほしい」とエール。ファンには「見に来られる方は4年に1回のお祭りなので、クルマもそうですし、あらゆるところで楽しんでスポーツっていいなって感じていただいて、それを2020年のオリンピック・パラリンピックにつなげていただくようになればいいのかな」とまとめた。

「ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION」に手をかける元ラグビー日本代表選手の廣瀬氏

特別仕様車「ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION」を展示

 セレモニー会場では、オフィシャルカー仕様となった「ディスカバリー」のほかに、特別仕様車のディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITIONが展示された。

特別仕様車のディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITIONとディスカバリー RUGBY WORLD CUP EDITION
両車の特別装備は、カラーやロゴなどをシンプルにまとめた
ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION
ディスカバリー スポーツ RUGBY WORLD CUP EDITION
後部のレッドとホワイトのストライブ
フロントサイドベントのストライプ
ロータリーシフトセレクターのロゴ。エンジン始動時にはせり上がる
左からラグビーワールドカップ2019日本大会公式マスコットのレンジー(左が連、右がじー)、元ラグビー日本代表選手の廣瀬俊朗氏、ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 マグナス・ハンソン氏、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長 嶋津昭氏