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ランドローバー、PHEVの「レンジローバー イヴォーク」「ディスカバリー スポーツ」欧州で受注開始
15kWhのリチウムイオンバッテリー搭載。システム出力は309PS/540Nm
2020年4月25日 09:03
- 2020年4月22日(現地時間) 発表
ランドローバー(ジャガー・ランドローバー)は4月22日(現地時間)、「レンジローバー イヴォーク」「ディスカバリー スポーツ」にPHEVモデルを設定。欧州で受注を開始した。
新しいPHEVモデルとなる「P300e」は、最高出力147kW(200PS)を発生する3気筒 1.5リッター Ingenium ガソリンエンジンを搭載。最高出力80kW(109PS)を発生するリアアクスルの電気モーターを、後部座席の下に搭載する15kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーの電力で駆動する。システム出力は227kW(309PS)/540Nm。トランスミッションには新しい8速ATを採用した。
レンジローバー イヴォーク P300eの0-100km/h加速は6.4秒、ディスカバリー スポーツ P300eの0-100km/h加速は6.6秒と、“妥協していない”というパフォーマンスを発揮。どちらも電力だけで最大135km/hの速度に達することができるとのこと。
EV走行距離はレンジローバー イヴォーク P300eが最長66km、燃費は1.4L/100km。ディスカバリー スポーツ P300eは最長62kmのEV走行ができ、1.6L/100kmの燃費を実現する。
ドライブモードは3種類を設定。モーターとガソリンエンジンからの電力を自動的に適合するデフォルトの運転モードとなる「HYBRIDモード」、バッテリーに蓄えられたエネルギーを使用してモーターだけで走行する「EVモード」、バッテリーの充電状態を選択したレベルに維持する「SAVEモード」から選択できる。
充電については、普通充電では6時間42分で満充電可能。Mode3充電ケーブルを使用すると、1時間24分で0~80%の充電が可能になるとのこと。