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BMW、新型「X5」に直6エンジン搭載のPHEVモデル「xDrive45e」
最高出力530PSのV型8気筒エンジン搭載モデル「M50i」も登場
2019年12月13日 15:44
- 2019年12月13日 発売
- X5 xDrive45e:1028万円~1118万円
- X5 M50i:1354万円
ビー・エム・ダブリューは12月13日、新型「X5」のPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「X5 xDrive45e」と、V型8気筒エンジン搭載モデル「X5 M50i」を発売した。価格はxDrive45eが1028万円~1118万円、M50iが1354万円。
直列6気筒エンジンを搭載するPHEVモデル「xDrive45e」
X5 xDrive45eは、最高出力210kW(286PS)/5000rpm、最大トルク450Nm/1500-3500rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジンを搭載するPHEVで、システムトータルの最高出力は290kW(394PS)を実現。
搭載バッテリーの容量は68Ahで総電力量24kWhを実現、1充電あたりのEV走行距離は約80kmを達成する。ハイブリッド燃料消費率WLTCモードは10.3km/L、充電電力使用時走行距離はWLTCモードで79.2kmと公表されている。
PHEVならではの機能として、ドライバーの好みに応じて「Sport(スポーツ)」「Hybrid(ハイブリッド)」「Electric(エレクトリック)」「Adaptive(アダプティブ)」のドライビングモードを選択でき、Electricモードでは最高速140km/hまでの範囲で純粋なEV走行を可能とする。
また、センター・コンソールにはバッテリー・コントロール・スイッチが新たに設置され、エンジン走行によってバッテリー充電を行ないたい場合に、ボタン1つで設定した充電量に達するまでエンジン走行のみにすることも可能。
さらに、4輪アダプティブ・エア・サスペンションが標準装備され、路面状況や荷重に必要に応じて上下40mmの間でホイール毎の高さを調整、手動でドライバーの好みや状況に応じて高さを調整することも可能としている。
新型X5の中で最も高い走行性能を誇る「M50i」
X5 M50iは、最高出力390kW(530PS)/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生するV型8気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載し、0-100km/h加速4.3秒を実現。
また、BMWのインテリジェント4WDシステム「BMW xDrive(エックス・ドライブ)」や、Mディファレンシャル、エアサスペンションによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現。新型X5の中でも最も高い走行性能を誇るモデルとしている。
そのほか、エクステリアではハイパフォーマンスモデルとしての存在感や個性を演出するため、Mパフォーマンス・モデル専用色「セリウム・グレー」をキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用している。