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BMW、「3シリーズ」の新しいPHEVモデルや48V+ディーゼルをジュネーブショー 2020で世界初公開

「M340d xDrive セダン」は0-100km/h加速4.6秒

2020年2月19日(現地時間)発表

「ジュネーブモーターショー 2020」で世界初公開される「M340d xDrive ツーリング」

 BMWは2月19日(現地時間)、3月5日~15日(現地時間)に一般公開が行なわれる「ジュネーブモーターショー 2020」の出展概要を発表。会場でPHEV(プラグインハイブリッド)システムを採用する「3シリーズ」などを世界初公開する。

 3シリーズではすでにセダンボディの「330e」をPHEVモデルとしてラインアップしているが、このツーリング(ステーションワゴン)モデルとなる「330e ツーリング」が世界初公開。直列4気筒 2.0リッター ツインパワー・ターボガソリンエンジンとモーターを組み合わせ、標準装備する「XtraBoost」を利用することにより、最大10秒まで最高出力を30kW(40HP)上乗せした215kW(292HP)に増加可能となっている。

 これに合わせ、BMWの4輪駆動システム「xDrive」を採用する「330e xDrive」「330e xDrive ツーリング」を設定。エンジンとモーターの出力を前輪と後輪に常時配分し、さまざまな路面や気象条件で最大のトラクションと走行安定性を発揮する。

「ジュネーブモーターショー 2020」で世界初公開される「330e ツーリング」
4輪駆動システム「xDrive」を採用する「330e xDrive ツーリング」も設定
既存の「330e」にもxDriveモデルが設定される

 3シリーズのさらなる追加モデルとして同じく世界初公開される「M340d xDrive セダン」「M340d xDrive ツーリング」では、最高出力250kW(340HP)、最大トルク700Nmを発生する直列6気筒 3.0リッター ツインパワー・ターボディーゼルエンジンと、8kW(11HP)を発生する48Vのスタータージェネレーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。

 スタータージェネレーターがクルージング走行時にエンジンをサポートして効率を最適化し、燃料消費とCO2排出のピークを減らす。また、8速ATとxDriveの組み合わせにより、M340d xDrive セダンでは0-100km/h加速4.6秒、M340d xDrive ツーリングでは0-100km/h加速4.8秒を実現。ダイナミックで優れた運動性能も備えている。

 このほか、3シリーズ ツーリングの2モデルでは、PHEVシステムで必要とされる駆動用の高電圧バッテリーを後部座席下に配置してスペースを節約。ラゲッジスペース容量はわずかに制限されているものの、5人乗車を可能とする後部座席の背もたれを40:20:40の3分割可倒で折りたたむことにより、容量を410Lから最大1420Lまで拡張できる。

直列6気筒 3.0リッター ツインパワー・ターボディーゼルエンジンと48ボルトのスタータージェネレーターを採用する「M340d xDrive セダン」

 なお、BMWグループでは「NUMBER ONE>NEXT」戦略でドライブポートフォリオの電動化を将来のモビリティ分野の1つとして定義。「D-ACES(デザイン、自動化、コネクテッド、電動化、サービス/シェアリング)」領域における革新で世界の自動車市場における持続的な成長を確立するため、すでに50万台の電動車両を世界中で納入。

 2021年末までに電動駆動システム搭載車100万台以上の市場投入を目指し、欧州で販売する車両の4分の1を2021年までに電動化する予定。このシェアを2025年までに3分の1、2030年までに半分まで増加させ、その内半分以上を電気だけで動作するものとしていく。100%EV(電気自動車)「iX3」の生産を2020年末までにスタートさせ、翌2021年には「i4」「iNEXT」を続けてリリースする予定としている。

BMWグループでは車両の電動化を推進しており、2025年までに欧州で販売する車両の3分の1を電動化する計画。写真は「iX3」「i4」「iNEXT」のウインターテストの様子