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BMW、3シリーズにエントリーモデル「318i」追加。「320i SE」は廃止に

156PS/250Nmの直列4気筒2.0リッターガソリンエンジン搭載

2020年8月3日 発売

489万円~559万円

エントリーモデル「318i」を追加

 ビー・エム・ダブリューは、プレミアム・スポーツ・セダンである3シリーズのラインアップに、エントリーモデルとなる「318i(サンイチハチアイ)」を追加して発売した。価格は318iが489万円、318i M Sportが559万円。318iの追加により、従来ラインアップされていた「320i SE」は廃止となる。

 新たにラインアップに加わった318iは、最高出力156PS/4500rpm、最大トルク250Nm/1350-4000rpmを発生する直列4気筒2.0リッターガソリンエンジンを搭載し、WLTCモードでの燃料消費率は13.4km/L。

 さらに「Joy of Ownership.一人ひとりに、歓びと安心を。」をコンセプトに掲げ、ユーザーがBMWの高品質な製品を安心して満喫できるよう、2016年よりBMW全モデルに3年間の無償メンテナンス、タイヤやキーの破損や紛失の際の費用サポートなどが含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を提供。納車と同時にすべてのユーザーに対してBMWを所有する歓びと安心を与えているという。

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安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を搭載

 318iでは高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーにより精度と正確性の高い最先端の運転支援システムを装備。これにより、日本国内においてBMWが最初に認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が利用可能となる。

 ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能は、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムで、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、60km/hまでステアリングから手を離して走行が可能となるもの。

 さらに、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングの標準装備により、「セーフティー・サポートカー(サポカー)」として補助金対象モデルにも認定済み。

 標準装備となるパーキング・アシスタントでは、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる「リバース・アシスト機能」を採用。この機能を活用することで、例えば日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。

ボディサイズは4715×1825×1440mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2850mm、車両総重量1815kg。トランスミッションは8速AT。ボディカラーはアルピン・ホワイトIII(左)、ブラック・サファイア(中)、ミネラル・グレー(右)

BMWコネクテッド・ドライブを標準装備

 BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールによりドライバー、クルマ、取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」「カーライフを進化させる革新の利便性」「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービス。

 また、スマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入にすることで、車両情報やニュースなどへのアクセスを可能にし、ユーザーの利便性が向上。クルマとユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティライフをサポートする。