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BMW、新型「3シリーズ ツーリング」発表。2020年にはPHV仕様がデビュー

2019年6月12日(現地時間)発表

新型「3シリーズ ツーリング」

 独BMWは6月12日(現地時間)、新型「3シリーズ」ベースのステーションワゴン「3シリーズ ツーリング」を発表した。同モデルは6月25日~27日(現地時間)にドイツ ミュンヘンで開かれるイベント「BMW Group #NEXTGen」で初公開される予定で、欧州では9月28日から発売するとのこと。

 新型3シリーズ ツーリングは、先代モデル比で76mm長く、16mm広く、8mm高くなり、4709×1827×1470mm(全長×全幅×全高)というスリーサイズになり、ホイールベースも41mm伸びて2851mmとなった。

 エクステリアでは先に登場したセダンモデル同様、大型化されたキドニーグリルなどを採用するとともに、パワフルに形成されたショルダーエリア、フロントサイドパネルからリアエンドまで伸びるキャラクターライン、サイドウィンドウ後端をキックアップさせたホフマイスターキンクなどでスポーティさを強調する。

新型3シリーズ ツーリングのボディサイズは4709×1827×1470mm(全長×全幅×全高)

 また、インテリアではドライバー重視のコクピットデザインを採用するとともに、新デザインのスポーツレザーステアリングホイールなどを装備。居住性については新デザインのシートで長距離移動時の快適性を高めたほか、前席のショルダールームおよび全席にわたるヘッドルームの拡大によって居住性を向上。ラゲッジスペースの容量は500Lだが、40:20:40分割可倒式の後席を折り畳むことで最大1510Lまで拡大可能。全車に電動テールゲートを標準装備して利便性が高められている。

新型3シリーズ ツーリングのインテリア

 グレードについては、最高出力275kW(374HP)を発生する直列6気筒ガソリンエンジンの「M340i xDrive ツーリング」をはじめ、直列4気筒ガソリンエンジンで190kW(258HP)の「330i ツーリング」、135kW(184HP)の「320i ツーリング」、直列6気筒ディーゼルエンジンで195kW(265HP)の「330d xDrive ツーリング」、直列4気筒ディーゼルエンジンで140kW(190HP)の「320d ツーリング」、110kW(150HP)の「318d ツーリング」という6モデル展開。

 なお、2020年にPHV(プラグインハイブリッド)システムを搭載した3シリーズ ツーリングがデビューすることも予告されている。

新型3シリーズ ツーリングの技術的ハイライト