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ジャガー、エクステリアを刷新した新型「Fタイプ」

FタイプRは550PSから575PSに

2020年1月9日 受注開始

865万円~1737万円

新型「Fタイプ」

 ジャガー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は1月9日、新型「Fタイプ」の受注を開始した。

 新型Fタイプは、エクステリア・デザインが大きく変化しており、ひと目でジャガーと分かる佇まいを受け継ぎつつ、より筋肉質でドラマチックなモデルに進化。また、標準装備となったスリムなプレミアムLEDヘッドライトと、刷新したクラムシェル・ボンネットにグロスブラックメッシュ仕上げのフロントグリルが、力強くシャープでインパクトのある印象をフロントに与え、リアのデザインはジャガー初のEV(電気自動車)「I-PACE」より導入しているLEDシケイン・シグネチャーライトと、軽やかに流れる曲線が相まって、エレガントに仕上げられている。

シグネチャー・デイタイム・ランニングライト(DRL)付プレミアムLEDヘッドライト
サイドベントに新しくジャガーのリーパーロゴを配置
LEDシケイン・シグネチャーライト

 エンジンは2.0リッター直列4気筒INGENIUMエンジン、3.0リッターV型6気筒エンジン、5.0リッターV型8気筒エンジンの全3タイプから選ぶことが可能で、5.0リッターV型8気筒エンジンは、最高出力がこれまでの405kW/550PSから423kW/575PSへパワーアップし、0-100km/h加速は3.7秒を記録する。

 最上級グレード「FタイプR」は、このV型8気筒エンジンを搭載しており、シャシー性能も進化を遂げている。さらに改良が施されたスプリング、アンチロールバー、アダプティブダイナミクスの連続可変ダンパーがサスペンションを強化・補完して、よりスポーティな走りを提供するだけでなく、ジャガーのスポーツ・サルーン「XE SV PROJECT 8」の開発過程で得られたクイックシフト・トランスミッション技術を活用することで、「スポーツシフト」やパドルシフト時のマニュアルシフト操作に、よりクイックなレスポンスを実現。さらにマフラー出口には「R」のデザインをエッチング加工しており、ジャガーならではの細部へのこだわりがあらわれている。

 インテリアは、ジャガーの伝統的なクラフトマンシップと先進機能を兼ね備え、よりラグジュアリーで洗練された空間を演出。12.3インチのインタラクティブ・ドライバーディスプレイが標準装備となり、より快適で洗練されたドライブ環境を実現するだけでなく、ジャガーの設立年を示す「JAGUAR Est. 1935」のデザインがグローブボックスのボタン、センターコンソールフィニッシャーとシートベルトガイドに施され、70年以上スポーツカーを作り続けているジャガーの歴史を体現している。

 さらに発売初年度限定の「FIRST EDITION」は、3.0リッターV型6気筒エンジンを搭載した「R-DYNAMIC」をベースにしており、エクステリアデザインパックやコントラストルーフ、ウィンザー・レザー仕様の12ウェイ電動パフォーマンスシート、そして特別なトレッドプレートを装備していて、3色のエクステリアカラー、2種類のインテリアカラーから選ぶことが可能。

グレードエンジン価格
Fタイプ クーペ2.0リッター直列4気筒INGENIUMエンジン(最高出力221kW/300PS・最大トルク400Nm)8,650,000円
Fタイプ R-DYNAMIC クーペ9,330,000円
Fタイプ R-DYNAMIC コンバーチブル11,010,000円
Fタイプ R-DYNAMIC クーペ3リッターV型6気筒エンジン(最高出力280kW/380PS・最大トルク460Nm)12,370,000円
Fタイプ R-DYNAMIC クーペ AWD13,220,000円
Fタイプ R-DYNAMIC コンバーチブル AWD14,900,000円
Fタイプ FIRST EDITION クーペ AWD14,540,000円
Fタイプ FIRST EDITION コンバーチブル AWD16,110,000円
Fタイプ R クーペ AWD5リッターV型8気筒エンジン(最高出力423kW/575PS・最大トルク700Nm)15,900,000円
Fタイプ R コンバーチブル AWD17,370,000円