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ブリヂストン、大型トラックの後輪向け超偏平シングルタイヤ「GREATEC M829」

ダブルタイヤをシングル化することで軽量化し、積載重量の増加が可能

2020年3月 発売

オープンプライス

超偏平シングルタイヤ「GREATEC M829 (グレイテック エムハチニーキュウ)」

 ブリヂストンは超偏平シングルタイヤ「GREATEC M829 (グレイテック エムハチニーキュウ)」を3月より発売する。発売サイズは445/50R22.5 168Jと455/55R22.5 166Jの全2サイズで、価格はオープンプライス。

 GREATECは北米を中心に販売しているタイヤブランド。大型トラックの後輪タイヤは通常2本セットで装着されるが、GREATECでは、タイヤ幅を広くするとともに、車重を支えられるようタイヤ構造を強化し、単輪(1本)で走行できるようにしている。超偏平シングルタイヤとすることによって、通常の2本で使用する場合と比べてタイヤとホイールのトータル重量が抑えられ、積載重量を増すことが可能となるだけでなく、廃タイヤ量を削減できる。

 今回発売するGREATEC M829は、ベルト構造を「ウェーブド・ベルト構造」に、ビード構造を「ワインド・ビード構造」にするなど、耐荷重性能を確保するとともにタイヤの軽量化を実現している。