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アストンマーティン、2020年シーズンのSUPER GT参戦新体制
PACIFICとD'stationが融合、ワークスドライバー加盟、タイヤもミシュランに変更
2020年2月11日 12:00
- 2020年2月3日（現地時間）発表
アストンマーティンは2月3日（現地時間）、2020年シーズンのSUPER GT参戦体制を発表した。
新体制はこれまで別チームであったPACIFIC RacingとD'station Racingが融合し、チーム名を「PACIFIC-D'station Racing」に一新。カーゼッケンは2019年にPACIFIC Racingが使用していた#9を継続。マシンはAston Martin Vantage AMR GT3で、GT300クラスのシリーズチャンピオン獲得を狙う。
チーム総監督は元メジャーリーガーの“大魔神”こと佐々木主浩氏が務め、ドライバーは2020-21年の世界耐久選手権（WEC）LMGTE-Proクラスで現在2勝を挙げてランキングトップにいるAMR（Aston Martin Racing）のワークスドライバーであるニッキー・ティーム選手と、SUPER GTで通算9勝を挙げている藤井誠暢選手の2名。車両のメンテナンスはD'station RacingおよびNAC（中日本自動車短期大学）が担当する。さらにニッキー選手の加盟により長年WECを一緒に戦っているミシュランタイヤを採用。ミシュランタイヤのGT300への供給は実に6年ぶりとなる。
ニッキー・ティーム選手は「どのレースもドライバーにとっては過酷な挑戦になるけれど、昨年のWEC富士戦で勝利しているので、僕にとって日本はベストな国の1つなんだ。また、世界で最も競争力のあるGTシリーズの1つで、アストンマーチンと共にタイトルを争うことができるのは名誉なことであり、とても嬉しいです。Vantage AMR GT3は昨年どこでも速いことを証明しているから、きっとチャンスがあると思っています」とコメント。
また、アストンマーティンレーシングのデビッドキング代表は「GT300クラスでトップ争いをするために、PACIFIC D'station Racingという、とても強力なパッケージを用意しました。日本はアジアにおける重要な市場の1つなので、レース活動が有効なプロモーションに役立つと期待しています」と述べている。
なお、SUPER GTの第1戦は4月11日～12日に岡山国際サーキット（岡山県美作市）で開催される。
チーム体制
参戦クラス：GT300クラス
ゼッケン：#9
エントラント代表：神野元樹
エントラント名：PACIFIC - D'station Racing
参戦車両：Aston Martin Vantage AMR GT3
車両名：PACIFIC NAC - D'station Vantage AMR GT3
使用タイヤ：MICHELIN
チーム総監督：佐々木主浩
ドライバー：藤井誠暢/ニッキ―・ティーム
メンテナンス：D'station Racing/NAC(中日本自動車短期大学)