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ポルシェ、新型コロナウイルスの影響で生産を停止

3月21日からツッフェンハウゼンの主要工場とライプツィヒの生産拠点を閉鎖

2020年3月19日 発表

ポルシェ ライプツィヒの生産拠点などを閉鎖

 ポルシェAGは3月21日から2週間生産を停止すると発表した。これは全従業員の保護に加え、グローバルサプライチェーンの供給不足によって通常の生産ができない状況を鑑みて決断されたもの。ツッフェンハウゼンの主要工場とライプツィヒの生産拠点を閉鎖。これらのステップは、労使協議会と緊密に協力しながら行なわれるとしている。

 ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメ氏は「当社はこれらの対策によって、従業員の保護とコロナウイルスの拡散低減に貢献します。実際の影響はまだ予測できません。つまり、予測するには時期尚早といえます。明らかなことは、2020年は非常に厳しい年になるということです。私達は一丸となって厳正な対策を講じることによってのみ、パンデミックを克服することができます」と言及。現在の状況に対して企業および社会的な責任を果たすため、生産を停止し、この状況は、継続的に見直しされるとしている。

 ポルシェは生産の一時停止に加えて、出張の禁止、「テレワーク」の大幅な拡張、オンラインまたは電話による会議など、多数の強化対策を決定したとしている。