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メルセデス・ベンツ、「GLC クーペ」にプラグインハイブリッド車「GLC 350 e 4MATIC クーペ」追加
システム総合で320PS/700Nm発生。モーターだけで45.2km走行可能
2020年4月3日 18:05
- 2020年4月3日 発売
- 922万円
メルセデス・ベンツ日本は4月3日、プレミアムミドルサイズSUV「GLC クーペ」のラインアップに、プラグインハイブリッドシステム「EQ POWER」を採用する「GLC 350 e 4MATIC クーペ」を追加した。ステアリング位置は右で価格は922万円。
GLC 350 e 4MATIC クーペでは、最高出力155kW(211PS)/5500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgfm)/1200-4000rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンと9速ATを備え、さらに定格出力60kW、最高出力90kW、最大トルク440Nmを発生する「EM0012」型モーターと13.5kWhに容量を高めたリチウムイオンバッテリーを組み合わせるプラグインハイブリッドシステムを採用。
システム総合で最高出力235kW(320PS)、最大トルク700Nmを実現する高出力に加え、モーターだけで130km/hの最高速と航続距離45.2kmを達成してEVのように使用することも可能となっている。WLTCモード燃費は12.4km/L。
無駄なエネルギー消費を抑えるドライビングを実現するため、EV走行モード中に「これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならない」というモーター走行の限界点をドライバーに伝えるため、アクセルペダルの動きに抵抗を増やす「プレッシャポイント機能」をインテリジェントアクセルペダルに追加している。
プラグインハイブリッドシステムの利便性を有効活用してもらうべく、6.0kW(200V・30A)対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置で必要となる工事費用を10万円までサポートするキャンペーンを実施。また、月額基本料金3000円の支払いで、全国に約1万5000基ある「NCS(日本充電サービス)」加盟の普通充電器を無料で利用できる新充電サービス「Mercedes me Charge AC」を導入している。
このほかに先進機能として、「ハイ、メルセデス」のキーワードで起動して、インフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加えてクライメートコントロール、各種ヒーター、照明などさまざまな機能を音声認識で操作できる対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載。
車両前方の長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って対向車などを検知する最新世代の運転支援システムでは、対向車線を横切って右折しようとする時に直進してくる対向車と衝突する危険がある場合、10km/h以下であれば自動ブレーキが作動する「アクティブブレーキアシスト」(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)を追加してさらなる機能強化を図った。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | ステアリング位置 | 価格 |
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GLC 350 e 4MATIC クーペ | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ+プラグインハイブリッド | 9速AT | 4WD | 右 | 9,220,000円 |