マクラーレン、全世界で765台の「765LT」の価格を発表。日本では4450万円から

マクラーレン「765LT」の日本での価格は4450万円から

　マクラーレンは4月6日、3月初旬に発表された「765LT」の仕様と価格を発表し、正式オーダーを開始した。全世界販売台数は765台限定で、日本での価格は4450万円からとなる。

　765LTは、「LT（ロングテール）」の伝統だという軽量化を受け継ぎ、Formula 1と同等のトランスミッション素材、ガラスの代わりにポリカーボネート製透明パネルを採用するなど、乾燥重量は1229kgという軽量モデル。

　搭載するV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンは最高出力563kW（765PS）/7500rpm、最大トルク800Nm/5500rpmを発生。トランスミッションには7速SSGを採用し、駆動方式は2WD（MR）。乾燥重量でのパワー・ウェイト・レシオは622PS/tを達成し、0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/hは加速7.2秒、最高速は330km/hを実現するという。

最高出力563kW（765PS）/7500rpm、最大トルク800Nm/5500rpmを発生するV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンを搭載

　エクステリアでは、ルーバー付きのカーボンファイバー製フロントフェンダーや、4本のパイプで構成されたオールチタニウム製のスポーツエグゾーストシステムを標準装備。LTビスポークの10スポーク・ウルトラライトウェイト鍛造アロイホイールは標準仕様ではプラチナとなっており、チタニウム製のホイールボルトで固定されている。

4本出しのオールチタニウム製スポーツエグゾーストシステムを標準装備

　インテリアでは、アルカンターラのLT用インテリアトリム、カーボンファイバー製のレーシングシート、MSO Defined カーボンファイバー・エクステンデット・シフト・パドルなどを標準装備。マクラーレンのロゴ入りフロアマットがカーボンファイバー剥きだしのフロアをカバーするという。

インテリアにもカーボンをふんだんに採用

　そのほかにも、リアビューカメラやパーキングセンサーを標準装備。765LTを好みに応じてパーソナライズできるMSO DefinedやMSO Bespokeのオプションといった幅広い選択肢も用意している。