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マクラーレン、V8ツインターボ搭載で最高出力765PSの「765LT」。最軽量仕様で乾燥重量1229kg
限定765台。パワーウエイトレシオは622PS/t
2020年3月4日 00:00
- 2020年3月3日(現地時間) 発表
マクラーレンは3月3日(現地時間)、V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しながら、最軽量仕様で乾燥重量1229kgを実現するニューモデル「765LT」を発表した。販売台数は限定765台で、価格は近日発表予定。納車は9月から開始するとしている。
765LTは、最高出力765PS/7500rpm、最大トルク800Nm/5500rpmを発生するV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは7速SSGで、駆動方式は2WD(MR)。パフォーマンスでは0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速7.2秒、最高速は330km/hを実現するという。
ボディサイズは4600×2059×1157mm(全長×全幅[ミラー格納時]×全高)、ホイールベースは2670mm。ボディはカーボンファイバー素材の採用のほか、軽量化対策として、チタン製の排気システム、F1で採用されるトランスミッション素材、ポリカーボネートウィンドウなどを採用。
また、フロントに19インチ、リア20インチの超軽量鍛造合金ホイールを装着。チタンホイールボルトや特注のピレリ「P Zero Trofeo」タイヤを組み合わせ、720S標準のホイールとタイヤと比べて計22kgの軽量化を可能にした。そのほかにも重量を最小限にするために、エアコンやオーディオシステムは追加オプションとなる。
765LTに設定されているすべての軽量化対策を採用すると乾燥重量で1229kgになり、競合他社のモデルより50kg以上の軽量化を果たしたとしている。
マクラーレン・オートモーティブ CEOのマイク・フルーウィット氏は「765LTは、ドライバーとクルマの一体感に向けたエンジニアリングにおける数百の取り組みにより、マクラーレン・オートモーティブの最も完成度の高い爽快なLTモデルになりました」などとコメントしている。