京浜急行とトヨタ、品川駅西口地区の複合施設の共同開発で合意

複合施設のイメージ。所在地：東京都港区高輪3-13-3、開発範囲：約2万5000m²（現シナガワグース敷地）、延床面積：約20万m²超、用途：オフィス・MICE・商業・ホテルなど

　京浜急行電鉄は4月6日、品川駅西口地区における現シナガワグース敷地を活用した開発に、トヨタ自動車を共同事業者として迎えると発表した。

　京浜急行では、品川駅周辺開発事業として品川駅西口地区の現シナガワグース敷地において複合施設の開発を進めている。

　同日、締結した協定により、京浜急行が敷地の一部をトヨタに譲渡し、両社が共同で複合施設の開発を推進すること、トヨタが複合施設の一部をオフィスとして活用することについて合意した。

　京浜急行では「グローバルな活動を展開しているトヨタとともに、さらなる国際化が期待される羽田空港に至近かつ、リニア中央新幹線により名古屋と結ばれる品川駅前のポテンシャルを最大限活用すべく、品川駅西口地区のまちづくりを推進し、開発ビジョンのさらなる具体化、実現化を目指してまいります」とコメント。また、トヨタとの連携を深めて沿線の活性化や相互の発展に資する取組みなども検討する考え。

位置図