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ランボルギーニ、伊シアレの呼吸シミュレーターの製造支援を発表

2社のコラボレーションは「コロナウイルスと闘うイタリア企業の責任感と団結力の象徴」

2020年4月15日(現地時間)発表

ランボルギーニがイタリアの人工呼吸器メーカーであるシアレ・エンジニアリング・インターナショナルグループに対して支援

 伊ランボルギーニは4月15日(現地時間)、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、呼吸シミュレーターの共同開発と製造のためイタリアの人工呼吸器メーカーであるシアレ・エンジニアリング・インターナショナルグループに対して研究開発部門が支援を行なうと発表した。

 呼吸シミュレーターとは、人工呼吸器を認定検査機器で最終検査をする前段階で、性能の初期評価をするために使用されるもの。

 ランボルギーニでは、同社の3Dプリンティングラボで呼吸シミュレーターの設計、製造、検証を2週間で完了させ、構成部品の最適化を行なうことで18台/週の呼吸シミュレーター生産を可能にした。これと並行してプリンターを使用し、0.08mmの精度での印刷を可能にするテクノロジーを活用したポリカーボネート製医療用フェイスシールドの生産も続けているという。

 2社の今回のコラボレーションについて、リリースでは「コロナウイルスに対して力を合わせて闘うイタリア企業の責任感と団結力の象徴」と述べられている。

3Dプリンティングラボで呼吸シミュレーターの設計、製造、検証を2週間で完了させ、構成部品の最適化を行なうことで18台/週のシミュレーター生産を可能にした