ベントレー、工場の生産停止を5月11日まで延長

　ベントレーモーターズは4月16日（現地時間）、新型コロナウイルスに起因する生産停止について、当初予定していた4月20日から3週間延長し、5月11日から生産を再開。5月18日にはフル稼働での生産を行なう予定だと発表した。

　この決定はベントレーの最優先事項である、新型コロナウイルスの疾病リスクが残る中で、同僚、家族、顧客、パートナーを守ることを目的としたもの。規制が解除された後も、中核業務に従事する少数の従業員はリモートワークを継続し、迅速、安全、効果的に事業を展開できるように対応するとしている。

　ベントレーモーターズ 会長兼最高経営責任者のエイドリアン・ホールマーク氏は、今回の延長について「脅威が続く中、私たちは、今も、そして完全な操業に復帰した時も、可能な限り多くの人々を守るために、強固な安全対策を講じていかなければなりません。この困難な時期に影響を受けた他の多くの企業と同様に、私たちも事業を守るために懸命に努力しています。このような状況においても私たちは前を向いて、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなるための旅を続けることができると確信しています」とコメントしている。