ニュース

トヨタ、中国で「C-HR」「IZOA」の量産EVモデル発売

レクサス「UX 300e」とともに4月下旬発売

2020年4月20日(現地時間) 発表

トヨタブランドとして中国初となる量産EV(電気自動車)「C-HR EV」

 トヨタ自動車は4月20日(現地時間)、トヨタブランドとして中国で展開する「C-HR」と姉妹モデル「IZOA」の量産EV(電気自動車)モデルと、レクサスブランドの量産EV「UX 300e」を4月下旬に発売すると発表した。

 C-HRとIZOAに導入されたEVは、54.3kWhの容量を持つバッテリーパックを搭載。消費電力性能は13.1kWh/100kmとクラストップレベルとしている。

 バッテリーパックを車体下部に搭載する設計を採用することで、車内スペースを犠牲にすることなく重心位置を下げるとともに、バッテリーパックは車体フレームの一部として設計されており、車体の剛性を高めるという。車体のねじり剛性については、現行のC-HR/IZOAより20%高く、重心位置は現行のC-HR/IZOAより14%低くすることを実現させた。

車体フレームの一部として設計されたバッテリーパック

 トヨタでは、C-HR/IZOAのEVモデルを発売することによりEVの導入を加速、2025年までに中国において10車種のEVを発売する計画。

レクサスの量産EV「UX 300e」