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ヤマハ、新型コロナウイルスの影響により世界各国の拠点で生産調整

国内の追加生産調整、臨時休業を含む

2020年4月24日 発表

 ヤマハ発動機は4月24日、世界各国政府の新型コロナウイルス対策の方針を受け、ユーザーおよび社員の健康と安全を最優先に考慮し、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めた上で、各国政府および地方自治体の要請、指導に基づきながら、事業への影響を最小限に抑えるべく対応し、同時に生産調整、臨時休業など行なうとを発表した。

 また、日本国内では4月9日に発表している2輪車・船外機関連工場の一時操業停止に加え、5月18日~22日の5日間、ロボティクス関連の「浜松ロボティクス事業所」「都田事業所」(いずれも静岡県浜松市北区)を除く全国すべての事業所・工場・事務所において、一斉に臨時休業することを決定。

 さらに、船外機生産の袋井南工場(静岡県袋井市)と、ヤマハ熊本プロダクツ(熊本県八代市)の2拠点については、6月1日~15日(土日を除く全稼働日11日間)を追加で操業停止することも併せて決定している。

主な操業停止は下記の通り(4月23日時点)

日本

2輪車・2輪車などの部品生産拠点
5月1日~22日のうち、ゴールデンウイーク休暇・土日を除いた全稼働日11日間

船外機生産拠点
5月1日~6月15日のうち、ゴールデンウイーク休暇・土日を除いた全稼働日27日間

米国

ゴルフカー、WV、ATV、ROV、ボートの開発・生産拠点
3月19日~5月3日

欧州

2輪車・2輪車エンジン・船外機生産拠点
3月16日~終了未定

アジア

2輪車・2輪車などの部品生産拠点
インドネシア
4月3日~5月3日

タイ
4月13日~5月10日

フィリピン
3月17日~5月10日

インド
3月23日~5月3日

中南米

2輪車・2輪車などの部品・船外機生産拠点
3月31日~4月29日