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住友ゴム、医療用精密ゴム部品以外の分野で稼働休止を伴う生産調整を実施

新型コロナウイルス感染拡大の影響による需要減少などのため

2020年4月24日 発表

 住友ゴム工業は4月24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う需要減少などにより、年初に決定していた5月の一斉休日(5月2~5日)に加え、一定期間稼働を休止することで国内工場の生産調整を実施すると発表した。

 10稼働日の稼働停止を予定しているのは、主に自動車用タイヤを生産している名古屋工場(愛知県豊田市)、白河工場(福島県白河市)、泉大津工場(大阪府泉大津市)、宮崎工場(宮崎県都城市)で、期間は4月27日~5月1日、5月6日~10日。

 ただし、泉大津工場の医療用精密ゴム部品は休まず稼働する。

 そのほかにも、主にゴルフボールを製造している市島工場(兵庫県丹波市)では4月29日~5月1日、5月7日~10日の7稼働日、ゴルフクラブを製造するダンロップゴルフクラブ(宮崎県都城市)では4月27日~28日、4月30日~5月1日の4稼働日を稼働停止とする。

 住友ゴム工業は、以前より感染防止のための手洗いやうがい、マスク着用推奨などの対策を従業員に周知するとともに、在宅勤務や時差出勤も推進。今後も社内外への感染拡大防止と関係者・社員の安全確保を最優先に、政府方針や行動計画に基づき迅速に対応していくとしている。