三菱自動車工業は5月14日、シートベルトに不具合があるとして「アウトランダーPHEV」「アウトランダー」計658台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2019年6月21日~9月3日。
不具合は後席用(第二席用)の右側座席ベルトにおいて、製造工程内の部品管理が不適切なため左側座席ベルト用の部品を組み込んだものがある。そのため、衝突時に座席ベルトの引き出し性が悪化して、乗員の保護性能が低下するおそれがある。
改善措置として、全車両の後席右側座席ベルトを点検して、異品が組み込まれている場合は座席ベルトを良品と交換する。不具合件数は0件、事故は発生していない。