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ホンダ、燃料ポンプの不具合で「NSX」計36台をリコール

2020年5月28日 発表

 本田技研工業は5月28日、燃料装置(燃料ポンプ)の不具合があるとして「NSX」のリコールを発表した。対象車両は、ホンダ オブ アメリカが2018年9月5日~2019年10月4日に製作した計36台。

 不具合は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合では走行中エンストに至るおそれがある。

 改善措置として低圧燃料ポンプモジュールを対策品と交換する。なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内するとしている。

改善箇所説明図