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HERE、三菱商事とNTTが共同で株式の30%を取得したと公表

アジア太平洋地域での成長を加速する出発点として活用

2020年6月2日 発表

 位置情報データおよび位置情報技術のプラットフォームを提供するHERE Technologiesは6月2日、三菱商事とNTTが、規制当局の承認を受け、HERE Technologiesの株式30%の共同取得を完了したと発表した。

 三菱商事とNTTは、オランダに共同出資の持株会社「COCO Tech Holding B.V.」を設立し、同社を通じてHEREの株式を取得。それによりHERE Technologiesの直接的および間接的な株主は、Audi、Bosch、BMW Group、Continental、Intel Capital、三菱商事、Mercedes-Benz、NTT、パイオニアの9社となった。

 この株式取得の完了に伴い、三菱商事の常務執行役員コンシューマー産業グループCEOの京谷裕氏、NTTの常務取締役新ビジネス推進室長の栗山浩樹氏の2名がHERE Technologiesの監査役会に加わった。

 HERE Technologiesの幅広くなった株主構成は、新たな産業や市場での成長を加速させるというHERE Technologiesの目標を支え、新たに日本の出資者を迎えたことで、アジア太平洋地域での成長を加速する出発点を獲得。また、この発表に先立ち、HERE Technologiesと三菱商事はすでに、ラストマイルとミドルマイルの物流、都市部の交通渋滞の緩和、位置情報ベースの広告など、複数の分野で協業を開始している。

 HERE Technologiesの最高経営責任者(CEO)であるエザード・オーバービーク氏は「三菱商事とNTTを、当社の長期的成長目標を支え、企業価値を大幅に引き上げる戦略的出資者として歓迎いたします。両社はイノベーションの推進、効率と持続性の向上、そして最終的にはよりよい世界をつくるうえで、位置情報とテクノロジーの持つ多大な可能性を認識しています」とコメントしている。