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日本のファンが選んだアルファ ロメオの歴代No.1モデルは? 情熱あふれるアルファ ロメオ創立110周年オンラインイベントレポート
2020年6月25日 07:00
- 2020年6月24日 実施
アルファ ロメオ(FCAジャパン)は6月24日、同日に創立100周年を迎えたことを記念してオンラインイベント「Alfa Romeo Centodieci Anni di Emozioni -栄光と情熱の110年-」をYouTubeの公式チャンネルで配信した。
MCはフリーアナウンサーであり、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務める安東弘樹氏が務め、ゲストにはカーグラフィック代表の加藤哲也氏、アルファ ロメオで全日本ラリー選手権への参戦歴もあるモータージャーナリストの竹岡圭氏が迎えられた。
冒頭では、在日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ閣下と、FCAジャパン 代表取締役社長 兼 CEOのポンタス・ヘグストロム氏、同 マーケティング本部 本部長 ティツィアナ・アランプレセ氏がVTRで出演してあいさつ。
スタラーチェ閣下は、過去にアルファ ロメオ 75を所有していたことを話すとともに「イタリア5月4日から第2フェーズに突入し、再び歩み始めました。FCAを含むすべての工場が製造を再開しました。これからビジネスを昨年と同様のレベルにまで戻せるよう努めていきましょう。ビジネスや観光客の流れが1日も早く戻るよう願っております」と述べた。
また、ヘグストロム氏は「私たちは今、前例のない困難な状況に直面しています。110年の歴史の中でアルファ ロメオは幾度も試練に直面しましたが、常に挑戦を続けてきました。私たちも同じようにこの困難を乗り越えられると信じています。私は皆さんが今回の歴史的ないべんんとに参加していただいていることを大変うれしく思います。どうぞ、お楽しみください」と話した。
イベントでは、日本のファンがアルファ ロメオの歴代No.1モデルを選ぶ「ALFA ROMEO総選挙」の結果を発表。ALFA ROMEO総選挙は、事前に特設サイト「We Love Alfa Romeo」で投票が行なわれたもの。20位から1位まで新旧問わず20台のモデルが選ばれ、一部のモデルでは現在も所有しているオーナーの方からのメッセージも公開された。
なお、見事1位となったのは「アルファ 156」。このことについて安東氏は「アルファ 155の方が上位だと思っていました」と驚いていた。
そのほかにも、写真家の小川義文氏がクルマを撮影する際の王道テクニックを、フォトグラファーの東真子氏が“映える”クルマ写真の撮り方をそれぞれ伝授。
また、アルファ ロメオは女性にもファンが多いということで、2020年から新しく「Alfa Woman」という活動を開始し、その活動の一環としてモデルの冨永愛さんがアランプレセ氏と対談するVTRも公開。さらに、イタリア アレーゼのアルファ ロメオ歴史博物館の館長であるロレンツォ・アルディツィオ氏と作家・コラムニストの松本葉さんが対談するVTRも公開された。
最後にヘグストロム氏が再度VTRで出演。「アルファ ロメオはまさにパッションとエモーションのシンボルです。110年の歴史で一番の宝物はアルファ ロメオを応援してくださる方々の情熱です。その中心にオーナーやファンの皆さまがいます。これからも皆さまの情熱とアルファ ロメオのスピリットと共に先進的なクルマを作り続けます」と視聴者に向けて語った。
なお、オンラインイベントはアーカイブされており、アルファ ロメオの公式YouTubeアカウントなどから見ることができるようになっている。アルファ ロメオへの情熱と愛が存分に詰まった約1時間30分を過ごすことができるので、“アルフィスティ”の方やクルマ好きの方はもちろん、アルファ ロメオに少しでも興味のある方はぜひご覧いただきたい。