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トヨタ、「TRD Pro 2021モデル」に新色、LEDヘッドライトなど追加
北米仕様のSUVセコイアと4Runner、ピックアップトラックのタコマとタンドラ
2020年7月9日 11:48
- 2020年7月8日(現地時間)発表
北米トヨタ自動車は7月8日(現地時間)、SUVのセコイア、4Runnerおよびピックアップトラックのタンドラ、タコマのTRD Pro 2021年モデルに、新色ルナロックの導入。4Runnerには新型LEDヘッドライト、新サスペンションの採用を発表した。2020年秋頃の発売を予定している。
TRD Pro 2021年モデルでは、現在設定されているボディカラー「アーミーグリーン」の代わりに、新たに「ルナロック」を採用。すべてのTRD Proは、独特のスタイリングを提供するだけでなく、特に荒れた路面を走るためにセッティングされ、高いオフロード走破性を備える。
新型LEDヘッドライトを標準装備
4Runner TRD Pro 2021年モデルは、全グレードでLEDヘッドライトが標準装備され、「Limited、Nightshade」および「TRD Proグレード」には、LEDハイビームも装備される。さらに、すべてのグレードにRIGID LEDフォグランプも標準装備となる。
新ホイールとサスペンションをリファイン
TRD Proブランドは、特にオフロードの走破性が高く、2021年モデルでは「Nitto Terra Grappler」タイヤを装着した新しい黒いTRDアロイフローフォームホイールを装備する。このホイールは、より強力で剛性が高く、現在のスタイルのよさを保ちながら、より攻撃的なデザイン。また、フローフォームへの切り替えによりライドハンドリングとパフォーマンス、特にショックアブソーバーのチューニングが向上する。
TRD Pro 2021年モデルは、実走テストにてサスペンションをセッティングしており、路上での快適性とステアリング応答性を損なうことなく、トレイルドライビングアイソレーションと高速パフォーマンスを向上させている。
フロントのFoxショックアブソーバーは、TRDがセッティングしたコイルスプリングとセットになっており、車高が1インチ高くなりトレイルタックル機能が向上。また、2.5インチのFoxショックアブソーバーには、ピギーバックスタイルのリモートリザーバータンクを備え、もっとも要求の厳しいオフロードの地形でも減衰性能を維持できる。
トレイルスペシャルエディション
トヨタは2020年初めにシカゴモーターショーにて、利便性、スタイリング、そして特別なコンテンツを重点的に追加した2021年モデルのタコマ、タンドラ、4ランナートレイルスペシャルエディションを発表。
これらは2WDまたは4WDを選択でき、タコマトレイルはSR5ダブルキャブ上に設定され、タンドラトレイルはSR5クルーマックスとSR5アップグレードパッケージ(大型の燃料タンク、運転手のパワーランバーサポート付きフロントバケットシート、フロントセンターコンソール、チルト/伸縮式ステアリングホイール、 3つのフロントカップホルダー、およびアラームとエンジンイモビライザーを備えた盗難防止システム)が用意される。
ボディカラーは、アーミーグリーン、セメント、ミッドナイトブラックメタリック、スーパーホワイトがあり、ブラックの外装バッジ、独特なタンアクセントステッチが施されたブラックのシート。すべてに標準採用されている全天候型フロアライナーは、搭乗者の足下に入る屋外の汚れなどをキャッチする。さらに各トレイルモデルには独自のアップグレードセットが設定される。
・タコマトレイルには、ケブラーオールテレーンタイヤ付きのダークグレー16インチTRDオフロードホイールのセット。タコマリミテッドのグリルは、カスタムタッチが追加される。115ボルトの電源コンセントを装備し、施錠可能な収納箱は、断熱材が含まれており、保冷庫としても利用できる。
・タンドラトレイルは、カラーキーのサラウンドと特別仕様のホイールを備えた最上位のタンドラ1794エディションの大胆なクロムグリルを装着。タコマトレイルと同様に、施錠可能な収納箱は、断熱材が含まれており、保冷庫としても利用できる。
・4Runnerトレイルは、ダークグレーのTRDオフロードホイールと、牽引機能を追加したYAKIMAロードウォーリアールーフトップカーゴバスケットを装備。車内には40クォート(45リットル)保冷庫とスライド式貨物トレーを装備する。