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ベントレー、新型「ベンテイガ」の内装を公開。マッサージ機能を搭載する後部座席など

ラグジュアリーな旅をより快適にする空間を提供

2020年7月16日(現地時間)発表

ベンテイガの後部座席

 ベントレーは7月16日(現地時間)、新型「ベンテイガ」の4人乗りコンフォート仕様の内装を公開した。

 新型ベンテイガは市販車の中でもっとも幅広い使用目的が想定され、なかでも4人乗りコンフォート仕様は、SUVのリムジンとしてのベンテイガの能力を前面に押し出しているという。新型ベンテイガは4人乗り仕様に加え、5人乗り仕様と7人乗り仕様のオプションが設定され、あらゆる家族の使用目的に応えられるとしている。

後部座席
運転席、助手席

 先代は5台に1台(4000台)が4人乗り仕様であったことから、キャビンとトランクエリアを隔てるバックボードの位置を変更するなど、後席の足下空間を改善して運転手の運転操作性を向上。また、後席の最大リクライニング角を32度から40度に、前後移動量を35mmにそれぞれ拡大した。この組み合わせにより、リクライニング時のニールームが100mm向上し、ラグジュアリーな旅をより快適なものにするとした。

新型ベンテイガのシートはすべて一新され、特にショルダー部を中心に彫刻的な形状となり、業界が認めたシートの快適性の基準をさらに上まわる快適性を実現した

 4人乗りコンフォート仕様では、シートベンチレーション(標準装備のシートヒーター)に加え、6種類のマッサージプログラム、コンフォートヘッドレストなど、後部座席の内容がさらに充実。さらに750mlのボトルを収納できるドリンククーラーと、カンブリア・クリスタル・フルート2本を収納できるマリナー・コンソール・ボトルクーラーも選択可能。

 2つのリアシートの間には、リアセンターコンソールがあり、収納スペースと2つのUSB充電ソケットを完備。美しいレザートリムのバックボードにはダイヤモンドキルトのスキーハッチが付いていて、キャビンとトランクスペースを分けている。

新型ベンテイガ

 後部座席の乗員は、新型ベンテイガのアップグレードされた技術で、新型「フライングスパー」と同様の大型タッチスクリーン・リモート・コントロール・タブレットを使用して、追加のシート機能を利用可能。5インチのディスプレイは、より現代的なグラフィックを採用し、オンボードのクアッドコア・プロセッサーと1GBのRAMを搭載することで処理能力を向上。後部座席の暖房やマッサージ、メディアシステムやナビゲーション、ムード照明、電動窓やサンルーフのブラインドなど、さまざまな機能を操作できる。

5インチのタッチディスプレイ