ニュース
ベントレー、「コンチネンタルGT」に「パノラミックガラスルーフ」と「新たなボディカラー」3色、「新型ステアリングホイール」を採用
2020年7月6日 18:22
- 2020年7月2日(現地時間)発表
英ベントレーは7月2日(現地時間)、「コンチネンタルGT」シリーズに「パノラミックガラスルーフ」のオプション設定と、同じくオプションとなる新たなボディカラー「ビリジアン」「パティーナ」「スノークォーツ」の3色を追加した。
新型「ベンテイガ」や新型「フライングスパー」と並んで、すべてのコンチネンタルGTクーペに「パノラミックガラスルーフ」を装備できるようになり、キャビンの精巧なクラフツマンシップを照らすと同時に、新たな景色を提供。またサンルーフには、まぶしさを軽減する偏光ガラスが装備され、乗員は周囲の景色をよりはっきりと見ることが可能となる。なお、ブラインドはアルカンターラで覆われており、15色のヘッドライナーカラーの中から1色を選択可能。
新たなボディカラーのビリジアンは、伝統的な英国のレーシンググリーンを現代風にアレンジした色で、ダークエメラルドのメタリックな色合いは、ベントレーのコンセプトカー「EXP10 Speed 6」に使用された色にインスパイアされている。ライトグリーンとブルーを基調とした深みのあるアゲートグリーンは、深みとスポーティな雰囲気を醸し出し、アンバーとゴールドの細かいフレークが高級感を表現する。
また、パティーナは、シャンパンとシルクをブレンドした、磨き上げられた金属の美しい雰囲気とオーラからインスピレーションを得ていて、ミッドトーンのクリームは、ほのかにグリーンの香りが漂うような、贅沢で華やかな雰囲気を醸し出す。そしてスノークォーツは、シンプルで爽やかなシルエットを演出するモダンホワイトの3層パール塗料として、細かく重ねられたパール効果により、美しい煌めきと艶やかな白さを演出し、インテリアの色の組み合わせを引き立てる機会を提供する。
また、コンチネンタルGTシリーズ全車に、形状を見直した新スタイルのステアリングホイールが標準装備された。新しいステアリングにはホイールリム全体に静電容量式センサーが搭載され、ステアリングホイールが握られているかどうかを検知することが可能になった。これは半自動運転支援システムの安全対策として不可欠な機能となる。
さらに、ベントレーのデザイナーは、この機会にステアリングホイールの色分けを見直し。よりエレガントな外観となり、縦スポークの下部はクロームベゼルで仕上げられている。
ベントレーは、パノラミックガラスルーフの追加とペイントカラー3色の追加により、可能となる組み合わせ構成数はさらに増え、ユーザーの要望に合わせてパーソナライズできるバリエーションの数は約100億通りを超えたとしている。