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ベントレー、新型「コンチネンタル GT V8 コンバーチブル」デリバリーを今夏開始

2020年6月10日(現地時間) 発表

2736万8000円

「コンチネンタル GT V8 コンバーチブル」のデリバリーを今夏開始

 ベントレーモーターズは6月10日(現地時間)、新型「コンチネンタル GT V8 コンバーチブル」のデリバリーを、この夏よりベントレーの主要なグローバル市場(アメリカ大陸、ヨーロッパ、イギリス、中国、中東、アジア太平洋地域)のすべてで開始すると発表した。日本での販売価格は2736万8000円。

 コンチネンタル GT コンバーチブルは、ルーフをオープンにしてもクローズにしても美しく、流れるようなエレガントな外観は、筋肉質なプロポーションとシャープで彫刻的なラインがアクセントになっている。ルーフを開けば美しいハンドクラフトのインテリアが現れ、これからの夏にぴったりの1台になるという

ルーフを閉めても開けても流麗な美しさを持たせる

 コンバーチブルルーフは、50km/hまでの走行中にも、わずか19秒で開閉が可能。ルーフの断熱材と操作機構(Zフォールド)の全く新しい組み合わせに、シーリングシステムの改良と音響処理を組み合わせ、コンバーチブル・グランドツアラーは、先代モデルに対し標準的な巡航速度での騒音レベルを3デシベル(50%)低減し、先代のコンチネンタルGTクーペと同等のキャビン内の静粛性を実現した。フロントガラスとサイドウインドウの合わせガラスは、車の騒音の典型的な3.15kHzの低周波を-9dbA(88%)低減。新断熱材とエレガントな操作機構を組み合わせたルーフは、フルトノカバーを装備しているものでは世界で唯一だという。

わずか19秒での開閉が可能

究極のロマンティックなグランドツアラー

 ベントレーのインテリアデザイン責任者、ダレン・デイ氏はコンチネンタル GT コンバーチブルのデザインについて「コンバーチブルのベントレーは、究極のロマンティックなグランドツアラーです。ソフトトップを下げることで、旅の中で周囲の自然や環境とのつながりをさらに深めることができます」とコメント。

 また、その幌について「運転席からは、クルマの全景を見渡すことができます。幌は、緻密なレザートリミングを施したトノカバーの下に、滑らかな表面を保ったまま収納されます。幌を効率よく収納するための複雑な機構をカバーするパネルを細かく縫製し、細部にまでこだわったレザートリマーのクラフトマンシップと技術が発揮される部分です」と紹介する。

コンチネンタル GT コンバーチブルの内装

 シートにはベントレーのアイコンであるブルズアイベントにインスパイアされたネックウォーマーが内蔵され、さらに3モードヒーテッドシート、手縫いのヒーテッドステアリングホイール、ヒーテッドアームレストなど、あらゆるタッチポイントが温かく、ソフトな手触りのレザーで覆われていて、ルーフを下げた状態でも、どんな天候でも乗員が快適に過ごせるようになっている。

 また、フロントキャビンの気流の乱れを軽減する取り外し可能なウィンドブレーク(オプション)を装備することで、オールシーズン対応のオープントップグランドツーリングを実現した。

ルーフカラーのバリエーションでコンバーチブルならではの表現

 伝統的な英国のツイードを現代的にアレンジしたものを含め、7色のルーフカラーを用意。さらに8種類の内装ルーフライナー仕上げにより、最大56種類の組み合わせから選択することができる。

全7色のルーフカラーを用意

 ベントレーのカラー&トリム部門の責任者、マリア・モルダー氏は「クラシックな伝統と素材本来の姿に敬意を表して、現代のツイードの人気が高まっています。現代のハイエンド電子製品のデザインやインテリアデザインにツイードが使用されているのを見てきましたが、天然色の糸を巧みに組み合わせて表面や質感を引き立てています」と述べ、「GTコンバーチブルでは、すでに提供している豊富なカラーラインアップに現代的なツイードの幌を加えたいと考えていました。デザインに使用されている2色の色を厳選してブレンドすることで、外装色と調和させることができました。糸の色のバランスと、安定した技術的な織りの構造を組み合わせることで、この美しくデザインされたコンバーチブルの現代的な外装に、特徴ある外観加えることができました」とコンバーチブルならではの演出を紹介している。