ニュース

ベントレー、550PS/770Nmを発生するV8ターボ搭載の新型「コンチネンタル GT V8」「GT V8 コンバーチブル」

コンバーチブルのルーフは50km/h以下であれば19秒で開閉可能

2019年9月17日 発表

コンチネンタルGT V8:2452万6800円

コンチネンタルGT V8 コンバーチブル:2687万400円

V型8気筒ツインターボエンジンを搭載する新型モデル「コンチネンタル GT V8」「コンチネンタル GT V8 コンバーチブル」を日本導入

 ベントレーモーターズジャパンは9月17日、第3世代となる「コンチネンタル GT」「コンチネンタル GT コンバーチブル」にV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する「コンチネンタル GT V8」「コンチネンタル GT V8 コンバーチブル」を追加すると発表した。消費税率8%が適応された価格はコンチネンタルGT V8が2452万6800円、コンチネンタルGT V8 コンバーチブルが2687万400円。デリバリーは2020年第2四半期を予定している。

 今回新しく追加されたモデルは、新世代のV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンを搭載し、最高出力は550PS、最大トルクは770Nmを発生。トランスミッションには8速DCTが組み合わせられ、クーペの最高速は318km/h、0-100km/h加速は4.0秒を達成。コンバーチブルの0-100km/h加速は4.1秒となる。

 高回転エンジンの特性に磨きをかけたエンジンは、特定の状況で8気筒のうちの4気筒を休止する燃費向上技術も採用。気筒休止はわずか20ミリ秒でシームレスに行なわれ、乗員が気付くことはないという。また、停車直前に作動するストップスタートテクノロジーも採用し、航続距離は800km超とした。

新型コンチネンタル GT V8

 新型のV8モデルのデザイン、エンジニアリング、ハンドクラフトのすべては英国で行なわれており、ドライバーに焦点を当てたパフォーマンス、洗練性、最新テクノロジーを絶妙に融合。ドライブダイナミクスにおいては、中空で軽量タイプのアンチロールバーを前後に搭載するほか、快適な乗り心地とダイナミックな走りを向上させる3チャンバーエアスプリングを採用。Bentleyダイナミックライドシステム向けに製作された最先端のアダプティブシャシーをオプションで選択可能とした。

 さらに、通常は後輪駆動で走行し、状況に応じて前後のトルク配分を変化させるアクティブAWDシステムや、電動パワーアシストステアリング、連続可変ダンピングコントロールなども採用されている。

新型コンチネンタル GT V8 コンバーチブル

 エクステリアでは、両モデルともにペイント仕上げの20インチ10本スポークアロイホイールを装備し、そのほかにも最大22インチまでの9種類のホイールオプションを用意。ボディカラーは標準7色のほかに、オプションカラーも豊富に取り揃えた。

 なお、GT V8 コンバーチブル専用に仕立てられたルーフは、50km/h以下であれば走行中でも19秒で開閉可能。ファブリックルーフのカラーは7種類で、伝統的な雰囲気のツイードも初めて設定された。

コンチネンタル GT V8
コンチネンタル GT V8 コンバーチブル

 インテリアには最高品質のレザーや環境に配慮して採取された希少なウッドパネルなどの天然素材が用いられ、20通りに調節可能なレザーシートや10スピーカーのBentley Audioシステムなどを標準装備して快適性を高めた。ダッシュボード中央にはドライバー視点の設計と完全デジタル化を実現したという最先端のインストルメントパネルを配置し、オプションで3面ユニットのBentleyローテーションディスプレイも取り付け可能とした。

コンチネンタル GT V8のインテリア
コンチネンタル GT V8 コンバーチブルのインテリア