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英ベントレー、第3世代の新型「コンチネンタル GT」発表。8速DCTを初採用

日本での価格は2530万円。フランクフルトモーターショーで世界初公開

2017年8月29日(現地時間)発表

第3世代の新型「コンチネンタル GT」

 英ベントレーは8月29日(現地時間)、第3世代の新型「コンチネンタル GT」を発表した。同モデルは2017年のフランクフルトモーターショー(プレスデー:9月12日~13日、一般公開日:9月16日~24日)で世界初公開され、日本での販売価格は2530万円とアナウンスされた。デリバリーは2018年第2四半期を予定する。

「躍動的で揺るぎないパフォーマンス」「ハンドクラフトから生み出されるラグジュアリー」「最先端テクノロジー」が三位一体となった“史上最高のグランドツアラー”を称する今回の新型コンチネンタル GTは、強化版のW型12気筒6.0リッターツインターボチャージドエンジンに初採用となる8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせ、シフトスピードにいっそうの磨きをかけた。最高出力は635PS/6000rpm、最大トルクは900Nm/1350-4500rpmを発生し、0-100km/h加速は3.7秒、最高速は333km/hを誇る。

本国で発表された新型コンチネンタル GTのボディサイズは4805×1954×1405mm(全長×全幅×全高。全幅はミラー閉の状態)、ホイールベース2851mm。

 新設計のアダプティブシャシーには48Vシステムの「Bentley Dynamic Ride」を搭載し、優れた乗り心地とハンドリングを実現するとともに、新システムの採用により快適性と横方向のロールをコントロールし、乗員への不快な挙動を抑制するという。

 また、インテリアではデジタル化されたインストルメントパネルや、12.3インチの高性能タッチスクリーンを収納するドライバー用のBentleyローティングディスプレイなどを採用する。

インテリア

 この新型コンチネンタル GTについて、ベントレーのウォルフガング・デュルハイマーCEO氏は「ベントレーは100年近くもの間、ラグジュアリーなグランドツーリングカーの最前線に立ってきました。第3世代の新型コンチネンタル GTは、私どものデザインとエンジニアリングの賜であり、ベントレーの歴史に新たな一歩を刻むクルマです。私どもはラグジュアリーカーの世界をリードし、自動車業界におけるラグジュアリーの定義を塗り替える製品とサービスを提供しています。ベントレーの伝統を継承しつつも革新的な進化を目指し、ベントレーを所有する喜びを格段に高めたいという私どもの願いを反映して生まれたのが、新型コンチネンタル GTです」とコメントしている。