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ベントレー、659PS/900Nmの新型「コンチネンタル GTスピード コンバーチブル」発表

2021年4月14日(現地時間)発表

3730万円

新型コンチネンタル GTスピード コンバーチブル

世界一スタイリッシュでエレガントなオープンカーが誕生

 英ベントレーモーターズは4月14日(現地時間)、オープントップ最高峰のグランドツアラーとなる新型「コンチネンタル GTスピード コンバーチブル」を発表した。価格は3730万円。日本での受注も開始され、納車は2021年秋以降を予定している。

 第3世代となったコンチネンタル GTスピード コンバーチブルは、W型12気筒 6.0リッターTSIエンジンの改良版を搭載。最高出力は659PSで、0-100km/hの加速は3.7秒、最高速は335km/hを誇る。3月に発表されたクーペモデルの「コンチネンタル GTスピード」と並び、コンチネンタルシリーズの頂点に位置する。

 ベントレーモーターズの取締役でセールス&マーケティングを担当するクリス・クラフト氏は「コンチネンタル GT コンバーチブルの性能を最高レベルにまで引き上げたドライバー重視のモデルが新型GTスピード コンバーチブルです。オールシーズン楽しめるグランドツアラーとしての高い洗練性に加え、驚異的なパフォーマンスとダイナミズムを堪能できます。もちろん、インテリアは隅々まで手作業で造り込まれます。コンチネンタル GTスピード コンバーチブルは、ベントレーが持てるすべてを注ぎ込んだ、世界一スタイリッシュでエレガントなオープンカーです」と述べている。

開閉時間は19秒。50km/h以下なら走行中でも開閉可能としている

 専用ルーフはZ型に折りたたまれる構造で、オープンもクローズも19秒で可能。ボタンを押すだけで、ラグジュアリーなクーペからオープントップのグランドツアラーに変身する。また、密閉システムの改良と音響処理により、従来型と比較すると一般的な巡航速度での騒音レベルで3dbの低減に成功。加えて、ルーフの遮音材と開閉機構の組み合わせを刷新し、先代コンチネンタル GTクーペと同等の室内静粛性を実現。ルーフカラーはブラック、ブルー、クラレット、グレーなど全7色が設定され、ルーフライナーはニューレッドやマグノリアなど全8種類が用意されている。

スピードモデル専用の22インチ鍛造ホイールはダークティントが標準だが、ブライトシルバー仕上げまたはブラックグロス仕上げも選択できる。また、オプションでカーボンセラミックブレーキも選択可能
ドアの前に設置されているダクトにはW型12気筒であることを示す数字が入る
ダークティントのラジエターグリルを採用

最先端のシャシー技術をふんだんに採用

 ベントレーの「3チャンバー・アクティブ・エアサスペンション」と「アダプティブダンパー」、さらに48Vのアクティブアンチロール制御システム「ベントレーダイナミックライド」が互いに連携してボディコントロールと乗り心地を制御。

 ベントレーダイナミックライドは、各アンチロールバー内に搭載されたパワフルな電気モーターによって車体のロールを抑制し、最も硬い設定にすると、各モーターが0.3秒で1300Nmを発揮してコーナリングフォースを抑え、ボディを水平に保つという。

 走行モードは3種類あり、「ベントレー」モードと「コンフォート」モードでは前後ホイールのグリップバランスを調整し、「スポーツ」モードでは、どんな走行シーンでもトルクがリア寄りに配分されるように制御され、アクセルオン操作でコーナリングラインをより確実にトレースできる。

 アクティブAWDも搭載されていて、すべてのドライブモードでトラクション制御とトルク配分が見直され、スタンダードモデルのコンチネンタル GT コンバーチブルとは明らかに異なるキャラクターに仕上っているという。

圧倒的なパフォーマンスを持つW型12気筒 6.0リッターエンジン

搭載されるエンジンは英国にて手組みで製造される

 パワートレーンは、W型12気筒6.0リッターTSIエンジンの改良版に8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされる。最高出力は現行のW12モデルを24PS(4%)上まわる659PSで、最大トルクは900Nmを発生。

 8速デュアルクラッチトランスミッションは、クルマのパワーを活かすべく入念に調整され、「スポーツ」モードでは、シフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めることにより、ツインターボチャージャーがパワーバンドに長く留まるようチューニングが施されているのに加えて、GTスピードのクーペモデルと同じく通常の2倍の速さで変速し、ドライバーの操作に対して機敏に反応するように味付けされている。

極上の快適性をもたらすハンドクラフトのキャビン

内装はレザーとアルカンターラが組み合わされ、シートにはヒーターとベンチレーターに加えネックウォーマーも搭載している

 キャビンはレザーとアルカンターラを組み合わせた専用のカラースプリットで彩られ、ステアリングホイールにもアルカンターラが採用される。インテリアはメインレザーが15色、セカンダリーレザーが11色から選択可能で、ヘッドレストには「Speed」の刺繍が入る。ウッドパネルは「ピアノブラック」が標準となるが、オプションで別のカラーや柄にも変更が可能。

 ヒーターとベンチレーター付きのコンフォートシートには、ネックウォーマーも組み込まれ、電動ヘッドレストの周りに快適なエアフローを発生。さらに、ステアリングホイールヒーターやアームレストヒーターといった快適装備も充実し、常に至高のドライビングを満喫できる。

フロントフェンダーと助手席のエアコン送風口の隣には「Speed」の文字がさりげなく配される