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ベントレー、新型「ベンテイガ」を公開。最高速290km/hのラグジュアリーSUV

プラグインハイブリッドモデルの投入を予告

2020年6月30日(現地時間) 発表

新型ベンテイガ

 ベントレーは6月30日(現地時間)、前後のエクステリアデザインを一新した新型「ベンテイガ」を公開した。

 新型ベンテイガは、前後のエクステリアデザインを一新するとともに、インテリアではシートとトリムを完全新設計して、リアの足まわりスペースを拡大。次世代インフォテインメントシステムは10.9インチスクリーンを搭載する超高解像度グラフィックスを採用、コネクティビティの向上も図られた。

10.9インチスクリーンを搭載する次世代インフォテインメントシステム採用
新型ベンテイガ
リアの足まわりスペースを拡大

 パワーユニットは、最高出力550PS、最大トルク770Nmを発生するV型8気筒 4.0リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせる。

 パフォーマンスでは、最高速290km/h、0-100km/h加速4.5秒を実現。燃費性能は特定の状況で8気筒の内の4気筒を休止するシステムなどにより、欧州複合モードの燃費値で13.3L/100kmとなっている。

新型ベンテイガ
新型ベンテイガ

 V型8気筒エンジンを搭載する新型ベンテイガ V8モデルに続き、プラグインハイブリッドモデルとパフォーマンス重視のW型12気筒 6.0リッターTSIエンジンを搭載する最上位のスピードモデルを発売予定であることを明らかにしている。

 新型ベンテイガはパワー、ラグジュアリー、ユーザビリティのすべてが最高峰となるラグジュアリーSUVと位置付けるモデル。ベントレーモーターズ会長兼CEOのエイドリアン・ホールマーク氏は「約5年前に発売したベンテイガはラグジュアリーSUVの先駆けとなりました。コンチネンタル GTがそうであったように、初代ベンテイガもまた、まったく新しいセグメントを創出したのです。当社がセグメントのベンチマークを確立して以来、競合他社の進出が相次ぎましたが、ベンテイガほどの万能性を誇るクルマはほかにはありません。当社は新型ベンテイガによって、ラグジュアリーSUVセグメントの頂点を引き上げ、ライバルのさらなる引き離しを目指します。私たちはお客さまの声に耳を傾け、お客さまが最も大切だとお考えのポイントに対し、改善を重ねて参りました。新型ベンテイガは、先代モデルの性能と魅力をモダンかつ美しく進化させた結晶です」とコメントしている。

新型ベンテイガ
新型ベンテイガ
新型ベンテイガ