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英ベントレー、3.0リッターV6ターボエンジンを搭載した「ベンテイガ ハイブリッド」
2018年後半に一部地域で導入
2018年3月6日 22:32
- 2018年3月5日(現地時間)発表
英ベントレー モーターズは3月5日(現地時間)、高性能SUV「ベンテイガ」のハイブリッドモデルを2018年後半に導入すると発表した。
今回発表されたのはプラグインハイブリッドモデルとのことで、V型6気筒3.0リッターターボエンジンと高効率の電動モーターを組み合わせ、NEDCサイクルでのモーターの航続距離は31マイル(約50km)以上。充電時間は家庭用電源で7.5時間、産業用接続を設置している場合は2.5時間となる。
電動走行のモードには「EV Drive」「Hybrid Mode」「Hold Mode」の3種類が用意され、バッテリーの残量によって使い分けることができるほか、「Sport」「Bentley」「Comfort」「Custom」といったほかのモデルと共通の4輪駆動の走行モードも設定されている。
また、インフォテインメント画面に、バッテリーから供給されるエネルギーやエンジンからの電力供給の有無、またはバッテリーへの回生充電状況といったエネルギーフローを表示。衛星からのナビゲーション情報を利用してモーターとエンジンの最適な使用量を計算し、ナビゲーションに目的地を入力すると、最も効率的なバッテリー充電の使用方法を常に計算しながら、行程の各部分で自動的に最適な電動走行モードを実行するなど、全体の効率を最大限に高めている。
加えて、アダプティブクルーズコントロール(ACC)などの運転支援技術やパークアシスト、持ち運び可能な10.2インチのBentley Entertainment Tabletといった最新技術も搭載している。
エクステリアには、フロントドアとテールゲートの下部にカッパー色の「Hybrid」バッヂを装着し、ホイールセンターとBentleyバッヂにも同色の仕上げが施されている。
また、手作業で組み立てられたインテリアは、職人がこだわって選び抜いた木材やレザーなどを採用して、ベントレーを象徴する“ウィングデザイン”を取り入れたダッシュボードや、6つのマッサージシステムとシートヒーター、ベンチレーションシステムが搭載された22Wayフロントシートなど“最高級のインテリア”としている。