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ヤマハ、パフォーマンスダンパーがレクサス「LC500」「LC500 コンバーチブル」に採用

2020年7月27日 発表

レクサス「LC500」と「LC500 コンバーチブル」でヤマハ「パフォーマンスダンパー」採用

 ヤマハ発動機は7月27日、同社の車両用車体制振ダンパー「パフォーマンスダンパー」が、レクサス(トヨタ自動車)の「LC500」の一部改良モデル(6月18日発売)と「LC500 コンバーチブル」(7月15日発売)に採用されたと発表した。

 パフォーマンスダンパーは、乗用車の主要部に搭載する車体制振ダンパー。一般的に、乗用車の車体は走行中にごくわずかな変形が生じるが、金属製の車体は変形に対する減衰性が低いため、変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとしてしまう。減衰要素を持った同製品を装着することで、そうした車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させることが可能となり、通常走行時はもちろん、比較的大きな車体変形を伴う高速走行時においても高い運動性と安定性を両立、操縦安定性や快適性の向上に寄与するという。

 パフォーマンスダンパーがレクサスの車両に搭載されるのは、これで10車種目。他に「IS350/300」「RC350/300」「GS350(2WD)/300」「CT200h Version L/C・F SPORT」「NX300h/300 F SPORT」「ES350 Ultra Luxury・F SPORT(海外仕様)/ES300h Ultra Luxury(海外仕様)・Version L・F SPORT」「LX(海外仕様)」「RX450h/300 F SPORT」「UX250h/200(オプション)」に採用される。

「LC500」
「LC500 コンバーチブル」