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オーテック、セレナ e-POWER車にスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」新設定
セレナ「AUTECH」「ステップタイプ」「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、「マルチベッド」を一部仕様向上
2020年8月17日 16:48
- 2020年8月17日 発売
- セレナ AUTECH:322万5200円~419万2100円
- ステップタイプ:297万5500円~384万8900円
- ライフケアビークル(LV)シリーズ:294万4700円~404万2000円
- マルチベッド:323万1800円~407万7700円
オーテックジャパンは8月17日、「セレナ」の一部仕様向上に合わせて、カスタムカーの「AUTECH」のほか、「ステップタイプ」、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、車中泊仕様の「マルチベッド」を一部仕様向上して発売した。価格は297万5500円~419万2100円。
一部仕様向上では、e-POWER車にスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」を設定。また、特装車全車においてベース車と同様に「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全車標準装備とし、全方位運転支援システムを強化。さらに、オプション設定であった運転支援技術「プロパイロット」を一部のグレードに標準装備し、「インテリジェント ルームミラー」のオプション設定グレードを拡大したほか、USB電源ソケットを1.0Aから2.4Aに変更した。
各モデルの詳細概要は以下の通り。
セレナ「AUTECH」
セレナ AUTECHでは、今回の仕様向上に合わせてハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECH SPORTS SPEC」を、これまでのS-HYBRID車に加えて要望の多かったe-POWER車にも設定した。
AUTECH SPORTS SPECは、セレナ唯一の17インチタイヤの採用をはじめ、専用サスペンションやボディ補強、専用コンピューターなどのチューニングを行なうことで、優れた高速安定性と上質な乗り心地の両立に加えて、心地よい加速フィーリングを実現。今回e-POWER車にAUTECH SPORTS SPECを新たに設定するにあたり、それらの専用チューニングをe-POWER車の特性に合わせて徹底的に見直すことで、e-POWER車ならではの気持ちのいい走りにさらに磨きをかけたとしている。
また、ユーザーの好みに合わせてインテリアコーディネートが選択できる「AUTECH PREMIUM PERSONALIZATION PROGRAM(オーテックプレミアムパーソナライゼーションプログラム)」を設定。同プログラムではシートの素材を本革に変更し、ストーンホワイト、タン、ブラックの3色から選択することが可能。いずれのシートカラーにおいても、素材の一部やステッチにブルーを採用し、「AUTECH」ブランドらしさを表現するコーディネートとした。
セレナ「ステップタイプ」
セレナ「ステップタイプ」は、助手席と助手席側スライドドアから乗降する人が、同時に使えるロングステップを採用。助手席ドアもしくは助手席側スライドドアの開閉と連動して、ステップが展開・格納。ステップイルミネーションを装備し、暗い場所でも安心して乗降ができるうえ、LEDのクリアな輝きがスタイリッシュさを演出する。
セレナ 「ライフケアビークル(LV)」シリーズ
セレナ「ライフケアビークル(LV)」シリーズは、ベース車の広い室内空間を活かして、家庭から福祉施設・病院まで幅広いニーズに対応するバリエーションを設定している。
助手席スライドアップシート/セカンドスライドアップシート
助手席スライドアップシート/セカンドスライドアップシートは、助手席、または2列目左側シートが、車両の外側に電動で回転・昇降することで、クルマへの乗り降りが容易にできる車両。スライドアップシートには、シート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作なども可能とした多機能リモコンを標準装備し、利便性を高めた。
チェアキャブ スロープタイプ
チェアキャブ スロープタイプは、セレナの持つ室内の広さや使い勝手のよさを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープや車いす乗降アシスト装置(電動ウインチ)、車いす固定装置(電動式)を装備した車両。クルマの使い方に合わせて、全4タイプから選択できる。
今回、使い勝手のいいアイテムを装備した「XV」「ハイウェイスターV」「e-POWER XV」「e-POWER ハイウェイスターV」を、ベース車として追加設定した。
チェアキャブ リフタータイプ
チェアキャブ リフタータイプは、簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備して、車両後部から車いすのまま車内に乗り込める車両。車内に乗り込む前にリフター上で車いすの固定が可能なため、介助者の負担を軽減。また、介助者が車いすの人の近くに座れるシートアレンジも可能。今回、使い勝手のいいアイテムを装備した「XV」を、ベース車として追加設定した。