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アルファ ロメオ、「ジュリア」「ステルヴィオ」の新グレード「スプリント」 価格460万円~589万円

改良モデル導入でタッチパネルの採用や運転支援システムなど充実

2020年8月20日 発表

ジュリア:460万円~1174万円

ステルヴィオ:589万円~1232万円

SUV「ステルヴィオ」とプレミアムスポーツサルーン「ジュリア」の新グレード「SPRINT(スプリント)」

 アルファ ロメオ(FCAジャパン)は8月20日、プレミアムスポーツサルーン「ジュリア」とSUV「ステルヴィオ」の改良モデルを発表するとともに、新グレード「SPRINT(スプリント)」を設定して10月3日より販売を開始すると発表した。価格は、ジュリアが460万円~1174万円、ステルヴィオは589万円~1232万円。

 ジュリアとステルヴィオに設定された新グレードは、「ジュリア 2.0 ターボ スプリント」が460万円、「ステルヴィオ2.2 ターボ ディーゼル Q4スプリント」が589万円といった価格でありながら装備を充実させたモデル。

 バイキセノンヘッドライトや18インチアルミホイール、ナチュラルレザーシート(6ウェイ電動調整機能付)、タッチディスプレイ付のConnectシステム、デュアルゾーン式フルオートエアコン、アクティブブラインドスポットアシストなどを標準装備。

 ステルヴィオ 2.2 ターボディーゼル Q4 スプリントでは、さらにハイウェイアシストシステムやトラフィックジャムアシスト、トラフィックサインレコグニション、インテリジェントスピードコントロールなどを備えた。

プレミアムスポーツサルーン「ジュリア」
SUV「ステルヴィオ」

 新グレードのほか、ジュリアでは「2.2 TURBO DIESEL SUPER」「2.0 TURBO VELOCE」「2.0 TURBO Q4 VELOCE」「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」を、ステルヴィオは「2.2 TURBO DIESEL Q4 SPORT PACKAGE」「2.0 TURBO Q4 SPORT PACKAGE」「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」をラインアップする。

 ジュリア、ステルヴィオの改良モデルでは、運転支援システムやインフォテインメント機能の充実、内装の質感向上が図られ、より快適で安全なクルマへと進化させた。

 内装装備では、車両の設定やスマートフォンとの連携が可能なConnectシステムに8.8インチタッチディスプレイを採用。また新たにナビゲーションシステムを採用するなど機能を充実させた。これに伴いセンターコンソールまわりの素材や形状も変更され、インテリアの質感を向上。充電時にケーブルを必要としないワイヤレスチャージングパッドも備えた。

ジュリアとステルヴィオの新グレード「SPRINT(スプリント)」の内装

 運転支援システム(運転支援システムの一部はジュリア スプリントに装備されていない)については、前走車と一定の車間距離を保ちながら速度を合わせて追従するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に、システムが車線中央付近の走行を積極的にサポートしドライバーの負担を軽減するハイウェイアシストシステム(HAS)を追加。

 また、一般道を含む渋滞時においてドライバーの負荷を軽減するトラフィックジャムアシスト(TJA)や、一般道ならびに高速道路で道路標識を認識し、メーター内に表示するトラフィックサインレコグニション(TSR)、TSRが検知した制限速度に応じてACCの速度設定を素早く切り替えられるインテリジェントスピードコントロール(ISC)など先進的な運転支援機能を備えた。

 さらにミラーの死角にある並走車を認識し、ミラー内の警告ランプによりドライバーに注意を促すだけでなく、危険な車線変更に対してステアリング補正を行なうアクティブブラインドスポットアシストや、ドライバーの注意力の低下を検知するドライバーアテンションアラートを搭載し、安全運転をサポートする。

 そのほかにも、ステルヴィオについては、車両に触れることなくリアバンパー下部へ足でジェスチャーを行なうことにより開閉可能なハンズフリーテールゲートを採用。ステルヴィオ・クアドリフォリオには、サンルーフが標準装備された。

 足まわりでは、路面からの入力に応じて減衰力を最適化するFSDショックアブソーバーを新採用。また、グレードにより新デザインの18インチから20インチまでのアルミホイールが装着される。