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スーパーフォーミュラ開幕目前、外国人ドライバーなどの入国状況を発表
開幕戦は対策の上、観客を入れての開催。チケット発売中
2020年8月26日 17:07
- 2020年8月25日 発表
スーパーフォーミュラ選手権の第1戦を8月29日~30日に控え、運営団体であるJRP(日本レース プロモーション)は8月25日時点における外国人ドライバーの入国状況と、海外レースに参戦した日本人ドライバーの帰国後の状況について発表した。
該当する外国人ドライバー4選手のうち、ユーリ・ビップス選手(TEAM MUGEN)、セルジオ・セッテカマラ選手(Buzz Racing with B-Max)、シャルル・ミレッシ選手(Buzz Racing with B-Max)の3名については、未だに入国できておらず、事実上参戦は困難とのこと。
これにともない、TEAM MUGENは8月19日にユーリ・ビップス選手に代わって笹原右京選手を起用すると発表している。
タチアナ・カルデロン選手(ThreeBond Drago CORSE)については8月13日に入国を果たし、もてぎ大会参戦に向けて準備を行なっている。
海外レースに参戦した日本人ドライバーについては、8月15日にベルギーで開催されていたWEC世界耐久選手権に参戦していた中嶋一貴選手(VANTELIN TEAM TOM’S)、小林可夢偉選手(carrozzeria Team KCMG)、山下健太選手(KONDO RACING)の3選手が該当するが、すでに3名ともに帰国しており、関係する機関、組織と度重なる協議を続け、PCR検査等必要な手続きを済ませた上で、万全の感染対策防止策を施し、大会期間中の行動範囲も厳しく管理した上で参戦することが決定したという。
なお、スーパーフォーミュラ選手権の第1戦は今週末の8月29日~30日にツインリンクもてぎにおいて、観客を入れた形で開催される。ツインリンクもてぎによれば、チケットは一部販売を終了したものがあるものの、8月28日までコンビニエンスストアで購入可能なほか、当日券も用意される。また、8月26日の記事執筆時点では駐車場にも空きがあるとのこと。
ただし新型コロナウイルスの感染拡大の対策として、入場ゲートは一部を除いて南ゲートのみに限定し、入場時には全員の体温測定を実施。37.5℃以上の発熱がある場合は入場ができなくなる。また、3歳以上の来場者へはマスク着用をお願いし、グランドスタンド(A・B席)は前後左右席に間隔を空けた形での前席指定販売となる。また自由席についても観戦券の販売数を制限。間隔を空けるようお願いする形になるという。