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ランドローバー、誕生50周年記念の限定「レンジローバー フィフティ」
伝統のラグジュアリーSUVの2021年モデルが登場
2020年9月15日 11:58
- 2020年9月11日 発売
- 1493万円~3202万円
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは9月11日、ラグジュアリーSUV「レンジローバー(RANGE ROVER)」の2021年モデルを発売した。価格はV型6気筒3.0リッターディーゼル・エンジン搭載モデルが1493万円~1790万円。プラグイン・ハイブリッドモデルが1550万円~2956万円。V型8気筒5.0リッターガソリン・エンジン搭載モデルが1702万円~3202万円。また、レンジローバーの誕生50周年を記念した特別仕様車「レンジローバー フィフティ(RANGE ROVER Fifty)」を日本国内38台限定で発売した。価格は2299万2000円~2468万8000円。
レンジローバー2021年モデルでは、限定の特別仕様車「レンジローバー・ウェストミンスター」を追加ラインアップ。特別装備として、人気の高いパノラミックルーフ、Meridianサラウンドサウンドオーディオシステム、ブライドメタルペダル、スエードクロスヘッドライニング、イルミネーテッドドレッドプレートを搭載。また、ウェストミンスターにブラックパックを装着し、アクセントを施したダイナミックな印象で存在感を際立たせる「レンジローバー・ウェストミンスターブラック」も追加した。
さらに、ランドローバーのハイパフォーマンス・モデルやビスポークオーダーが専門のスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手掛ける「レンジローバー SVAUTOBIOGRAPHY DYNAMIC BLACK」は、22インチホイール、専用トレッドプレート、専用エクステリアアクセントを搭載し、全体をブラックで統一した重厚感ある仕上がりとなっている。
レンジローバー2021モデルの主な装備
ディーゼルエンジンモデルは、最高出力190kW(258PS)、最大トルク600NmのV型6気筒3.0リッターターボチャージド・ディーゼルエンジンを搭載。
プラグイン・ハイブリッドモデルは、最高出力221kW(300PS)の直列4気筒2.0リッターINGENIUMガソリンエンジンを搭載しつつ、最高出力105kW(142PS)のモーターを併用するパラレルハイブリッドシステムを採用。エンジンとモーター両方を合わせたシステム最高出力は297kW(404PS)、最大トルクは640Nmを発揮し、0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は220km/hを誇る。パラレル・ハイブリッド・モードとEVモードの2種類の走行モードから選択が可能で、EVモードでは最大40.7kmの走行が可能。
ガソリンエンジンモデルは、最高出力386kW(525PS)、最大トルク625Nmと、最高出力415kW(565PS)、最大トルク700Nmの2種類のV型8気筒5.0リッタースーパーチャージド・ガソリンエンジンから選択が可能となる。
電子制御エアサスペンションを標準装備。自動車高調整機能により、車高を最大50mm低くし、スムーズで快適な乗り降りをサポート。ラグジュアリーかつ、乗り心地のよさを追求した「リア・エグゼクティブ・クラス・シート」を設定。
リアセンターコンソールを電動可動して4人乗り、もしくは、40:20:40の5人乗りに設定が可能。スマートフォン用の専用アプリを介して、シートのレイアウト、後席の気温や風量の調整、マッサージ機能、シートヒーター&クーラー、シートヒート部位の設定などが操作できるコンフォートコントローラー機能を搭載。
ローリングモードやパルスモードなど、25種類のプログラムを備えたホットストーンマッサージ(前席&後席)を装備。500mlペットボトル4本を収納でき、急速冷蔵機能を搭載したセンターコンソールボックスを採用。マイナスイオンを発生させ、常に車内空間を快適にするイオン空気洗浄テクノロジー搭載。
上下2つの高解像度10インチのタッチスクリーンは、操作性を追求したインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」を搭載。4G通信可能なWi-Fiホットスポットを完備。スマホのアプリから車両の各機能を確認・操作できる「リモート」機能つき。Apple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応。
速度、ギアポジション、ナビゲーションの指示など)をフロントガラス上に表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)を採用。「コンフォート」「ダイナミック」「エコ」「草/砂利/雪」「泥/わだち」「砂地」「岩場」の7つの走行モードを選択可能。
後部座席の乗員が降車のためにドアを開ける際、ほかのクルマなどの接近を検知すると注意を促すクリアイグジットモニター搭載。そのほかにもドライバーアシストパック(ブラインドスポットアシスト、クリアイグジットモニター、ステアリングアシスト付きアダプティブクルーズコントロール、ドライバーコンディションモニター、レーンキープアシスト、パークアシスト、360°パーキングエイド、リアトラフィックモニター、トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッター)、パーキングアシスト(フロント/リア パーキングエイド、リアビューカメラ)など安全、安心装備が充実。
エクステリアカラーは、「フジホワイト」「サントリーニブラック」「ユーロンホワイト」「フィレンツェレッド」「ロゼッロレッド」「バイロンブルー」「アイガーグレイ」「ポルトフィーノブルー」「アルバ」「カルパチアングレイ」「シリコンシルバー」の全11色が設定される。
限定特別仕様車「レンジローバー フィフティ」
2020年はレンジローバーが誕生した1970年からちょうど50年という節目の年であり、特別仕様車「レンジローバー フィフティ」を、1970年にちなんで世界1970台限定で生産し、日本では38台限定で発売される。
限定車には、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジェリー・マクガバン氏の手書きによる「Fifty」の文字が車両の外装だけでなく、内装でも「1 of 1970」のテキストが刻まれたセンターコンソールコミッショニングプレート、ヘッドレスト、ダッシュボード、イルミネーション付アルミトレッドプレートに添えられる。
さらに、全世界1970台生産のうち、初代レンジローバーの歴史あるヘリテージカラー(タスカンブルー、ダボスホワイト、バハマゴールド)は世界で150台のみ生産され、日本では各カラー5台ずつの計15台の限定受注。アルパは限定15台、カルパチアングレイは限定8台となる。
内装には「Fifty」のトレッドプレート、「Fifty」のスクリプト入りコミッショニングプレート専用デ・ボスヘッドレストが採用され、エクステリアは、ボンネット&テールゲートスクリプト、グリルメッシュフォイル、インナーサラウンド、フレーム、ドアハンドルサラウンド、サイドベントグラフィック&サイドアクセントグラフィック、テールゲートフィニッシャーが採用される。